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一般書

制服の愛人

著者 鹿住 槇

君を拉致して、ここに監禁してる。毎日…毎晩、君を……愛してる。“親父はどんなふうに君を抱いたんだ? 週に何度?”遺産相続の際に、死んだ父に愛人がいたことが発覚する。女性は...

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制服の愛人

税込 990 9pt
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商品説明

君を拉致して、ここに監禁してる。毎日…毎晩、君を……愛してる。

“親父はどんなふうに君を抱いたんだ? 週に何度?”遺産相続の際に、死んだ父に愛人がいたことが発覚する。女性は三年前に他界し、父の別宅には高校生の息子、優斗がいるだけだった。 俊之は一目で強く惹かれるが、腹違いの弟への歪んだ想いを認めまいとした。しかし、実は愛人の連れ子と知り、ある疑いを抱き始める。
「なんで親父は、赤の他人と三年も暮らしてたんだ」 優斗の無意識に誘うような眼差し、仄かに香る媚態。まだ子供の身体に夢中になって、父は年甲斐もなく溺れたのではないか、と。妻や息子がいることも忘れて。彼を欲しくなるのは、そのせいだ。男を知っている彼がいけないんだ。こんな妙な気持ちにさせるのは……。「君は親父の愛人だったのか」疑惑が確信に変わったとき、俊之は禁忌の扉を開ける。

これは嫉妬だ。あんなに嫌いだった親父と、俺は同じことをしてる――
――際限ない愛に溺れる硝子の檻のふたり。“ボーイズラブ”の代名詞、鹿住槇が挑戦した、危ういアダルトラブをぜひご堪能ください。

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みんなの評価3.8

評価内訳

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  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

思い込みの末に・・・

2021/05/30 06:23

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

作者さんの同じレーベルの「ひかげの薔薇」で
作者さんの愛人ものにきゅんときたので読むことに。
・・・こちら正確には愛人ものではなかった気も。

ちょっと・・・誤解があったとはいえ、
強姦の上の拉致監禁
俊之の思い込みと強引さはいかがなものかと
(いや・・・最後に来てこれはなんと言おうと
母似だって確信した・・・
母の行動も・・・斜め上だった)
とにかく、父も母も息子も・・・ちょっといかがなものかと
思ってしまうような人々
(いや・・・俊之は実際は犯罪者レベルだし)
それなのにこの結果に達したのは優斗のおかげでしょう。
優斗が・・・許容力ありすぎというか・・・
あとがきで作者さんが書いているように
「ダメな男に引っかかるタイプ」と私も思った。
読んでいて途中で「良いのかそれで!?」って
思わず口走りたくなるほどでしたから。
後、大辻さん・・・もそれで良いのか?な感じで・・・(笑)
常識人にみせかけておいてな感じがむしろたちが悪いというか。
ところどころ・・・変(←失礼な言い方ですけど)
後、やっぱり倉樹父の行動は・・・いただけないなぁって
思いますけどね。

初稿がすでに20年前ですが、
最後まできちんと読ませる力はある作品です。

愛人ものでしたら、「ひかげの薔薇」に軍配かな。
(同作者・同レーベル比でですけど)
いや・・・これ愛人ものではないか・・・と最初に戻るみたいな
レビューになってしまいます。

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2015/08/12 15:53

投稿元:ブクログ

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2015/05/29 13:53

投稿元:ブクログ

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