- 販売開始日: 2020/11/19
- 出版社: 早川書房
- ISBN:978-4-15-031457-6
人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル
著者 竹田 人造
首都圏ビッグデータ保安システム特別法が施行され、凶悪犯罪は激減――にもかかわらず、親の借金で臓器を売られる瀬戸際だった人工知能技術者の三ノ瀬。彼は人工知能の心を読み、認識...
人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル
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商品説明
首都圏ビッグデータ保安システム特別法が施行され、凶悪犯罪は激減――にもかかわらず、親の借金で臓器を売られる瀬戸際だった人工知能技術者の三ノ瀬。彼は人工知能の心を読み、認識を欺く技術――Adversarial Example――をフリーランス犯罪者の五嶋に見込まれ、自動運転現金輸送車の強奪に参加するが……。人生逆転&一攫千金、ギークなふたりのサイバー・ギャングSF
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タイトルで敬遠してしまった人も読んでみてほしい
2021/02/17 17:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TTTT - この投稿者のレビュー一覧を見る
文学賞の受賞後に改題されたことで話題になった作品です。ラノベのような軽薄なタイトルに否定的な意見も多く見られました。
実は自分もこの改題はあまり良く思っていなかったのですが、読み終わってみると、意外にもこのタイトルも良くできてきると感じました。
改題の理由には、多くの読者の興味を引いてたくさん売れるようにという商業的な思惑もあったとは思いますが、決して作品の内容を無視して「売れればいい」というスタンスで決めたのではないと思います。
軽快で刺激的な王道エンタメ
2020/11/26 23:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:.:e - この投稿者のレビュー一覧を見る
展開としてはかなり王道で、予期せぬ展開はそれほど多くなかったものの、それを組み上げる要素にとても魅力があった。登場する技術は全く架空の技術ではなく、日本がAI技術において後進的である状況とからめ現実的でシリアスな設定。他方、登場人物のキャラクターは非常にたっていてエンタメ的。語り口も軽妙で、ぐいぐいと先を読ませる力があった。改訂前のタイトルは情緒があって好ましいが、物語の軽快さや刺激を感じさせる改訂後タイトルも秀逸。
頑張ろうね
2022/06/16 18:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画の「ビバリーヒルズ・コップ」やテレビドラマ「相棒」などの例を引くまでもなく、古来、バディもの?という傑作は目白押しである。
SF界でも、ハル・クレメントの「10億の針」や「敵は海賊シリーズ」など枚挙にいとまはない。
本書もその流れをくむバディものであるが、新人作家の頑張りが伺えて微笑ましい。
内容はそれほど目新しくもなく、ワクワクさせられるでもなく、「まあ、こんなもものですかね。」ぐらいの出来です。
電脳の世界はもっと厳しく描かなきゃ。「ニューロマンサー」や「甲殻機動隊」まで行かなくてもいいから、もっと大変なのよと知らしめして欲しい。