茉莉花官吏伝 十 中原の鹿を逐わず
著者 著者:石田 リンネ , イラスト:Izumi
茉莉花の度重なる活躍で、本人の意思に反し白楼国には侵略戦争への機運が高まっていた。そんななか、大逆罪で囚われていた珀陽の叔父・仁耀が脱獄。茉莉花の師、子星にまで手引きの容...
茉莉花官吏伝 十 中原の鹿を逐わず
商品説明
茉莉花の度重なる活躍で、本人の意思に反し白楼国には侵略戦争への機運が高まっていた。
そんななか、大逆罪で囚われていた珀陽の叔父・仁耀が脱獄。
茉莉花の師、子星にまで手引きの容疑がかかる。
かつて仁耀と共謀し、珀陽の命を狙っていた黒槐国が関わっている可能性を考えた珀陽は、茉莉花へ黒槐国に行き仁耀がいるか確かめてほしいと命を出し!?
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面白かった。
2021/12/11 16:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
各国で茉莉花がどんどんすごい才能を発揮して行っててそういうの見るの楽しいでづ。
他の作品によくある、ご都合主義で主人公最強っぽい感じもあるのに、全く読むのがしんどくなく面白いだけおすすめです。
茉莉花の活躍
2021/08/25 12:04
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は黒槐国へ。更にどんどん頼もしくなる茉莉花の活躍にひきこまれました。仁耀と珀陽の場面、思いが伝わってきて良かった…。次巻、新たな難題がおこりそうで、茉莉花がどう動いていくか楽しみです。
甘さがちょっと足りない
2022/11/29 08:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
茉莉花は今度は大虎こと冬虎皇弟殿下の付き添いとして北の珀陽の命を狙っていた黒槐国へ送られます。任務は、茉莉花が白楼国内で高まっている侵略戦争をすべきか否かをめぐる議論に巻き込まれないようにすることと、大逆罪で囚われていた珀陽の叔父・仁耀が脱獄後に黒槐国へ潜入したかどうかを確認することでした。
茉莉花が、だんだん甘さが取れてきて、禁色の小物を受けた官吏として相応しい思考と行動をするようになってきているので、読んでいて小気味いいです。
今回も任務以上の功績を立てて黒槐国に恩を売ることで「戦争するのはもったいない」と白楼国の誰もが考えざるを得ない状況を作り出して帰国しますが、その破竹の勢いに対する「調整」が必要だと彼女の師でもある子星が彼女のための次のミッションインポッシブルを予告したところで次巻に続く、となっています。どんなミッションなのか楽しみですね。
「出る杭は打たれる」けれども、あまりにも高い空を飛ぶ鳥に手を出そうとするものはいないので、茉莉花も子星のようにそう思われるようなことを成し遂げるべきだということです。
珀陽と茉莉花の淡い恋の描写がもうちょっと多くてもいいのにと思うほど、今回はそっちの甘さが少なかったですね。残念。