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天子蒙塵 2
著者 浅田 次郎
あらがう馬占山。満洲事変勃発。たった一人の戦いが始まった。日本、満洲国を建国。張作霖の馬賊たちが選んだそれぞれの道は。累計590万部!「蒼穹の昴」シリーズ第五部!(全4巻...
天子蒙塵 2
天子蒙塵 2 (講談社文庫 「蒼穹の昴」シリーズ)
商品説明
あらがう馬占山。
満洲事変勃発。たった一人の戦いが始まった。
日本、満洲国を建国。
張作霖の馬賊たちが選んだそれぞれの道は。
累計590万部!
「蒼穹の昴」シリーズ第五部!(全4巻)
1931年9月の満洲事変。
張学良の不在時に満洲の占領を開始した日本軍に対して
馬占山は徹底抗戦を掲げ、決死の戦いを繰り広げる。
溥儀は「満洲国」にてふたたび皇帝に即位する希望を抱き天津を脱出、新しい都へと向かうがーー。
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紙の本
満洲国成立まで
2023/12/03 16:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひこにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二巻は、1924年の北京政変で紫禁城を追われ天津に居を移していた溥儀が日本の手引きで中国東北地方へと移動してゆく1931年から始まります。『中原の虹』で活躍した馬占山(秀芳)、李春雷、張景恵(元豆腐屋の”好大人”)、日本の陸軍中佐吉永将ら張作霖の元部下たちや、『マンチュリアン・リポート』の主人公・志津邦陽陸軍大尉、そして『蒼穹の昴』からの李春雲、梁文秀も登場し、1932年の満洲国成立までが描かれます。本巻のラストシーンは、ここで一連のシリーズの完結としても違和感がないほど感動的で、これほど壮大で精密な小説を書き上げる浅田次郎という作家に畏敬の念を覚えました。
紙の本
没法子(メイファーツ)「どうしようもない」と
2021/06/29 08:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
満州国建国前後、龍玉に関わる人々は、それぞれの立場でもがき苦しむ。没法子(メイファーツ)「どうしようもない」と口に出すことは、人間性を捨てることだと言わんばかり、登場人物たちは、もがき生き進む。満州国建国のリットン調査団による報告と提案は、西欧列挙の野心を表している可能性を知りつつ、日本の瞑想を危ぶむ登場人物たちんの、哀しみが伝わってくる。
紙の本
マニアック
2021/09/22 21:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう少し素人にもわかりやすく書いていただけるとうれしいところです。