白狼王と愛され狸の恋道中

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投稿者：ささ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

宇太は忍の中でもエリートの一の組にいるので忍としては優秀だし男らしいのに、借りた春本をこっそり見たり、モーションを掛けられたら思いっきり初心な反応だったりととっても可愛かったです。
小さい頃に拾われて育てられてるので白夜を慕う様も可愛くて良かったです。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

獣人とモフモフの和風ファンタジーです。

ネタバレがあります。

●白狼の王が代々治める白の国の王攻め・白夜
●白夜を慕い王の警護を任される忍び隊一の組にまで昇進した19歳黒狸の受け・宇太
○受け視点

今から十数年前、戦が起きて家族や村人たちを亡くし途方にくれていた子狸は、内戦と侵攻を鎮めるため戦っていた白夜に拾われ、宇太と名付けられます。そして忍び隊を束ねる隊長・薄雲に育てられ、白夜のそばにいたい宇太は修業に励み、やっと忍び隊一の組に配属されました。ところがある日、変化の術に長けているからと、少ない人数で白夜の目的地までの護衛を任されることに。謎の任務と経験の浅い自分が選ばれたことに戸惑う宇太。そして出発前、白夜が伴侶を迎えると噂を聞き・・・

白狼王と忍びの黒狸が旅をしながら悪者を成敗し、国の平和を守り結ばれるお話です。

受けが狸という設定から、ハッピーエンドを確信（狸への絶対的信頼・笑）。でも読み進めるととんでもない企みや悪事が隠されていて、ドキドキハラハラしながら最後まで楽しく読むことができました。

行動力や判断力は剛胆なのに繊細さとすけべ心のある白夜と、頑張り屋でひたむきに白夜を慕う宇太、そしてその他のキャラクターが魅力的だったからだと思います。

また陵クミコ先生イラストの白狼はシュッとしているし、狸はラブリーだなんて！モフモフ好きも満足する作品でした。

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投稿者：M　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

戦争孤児の受けが攻めに拾われて、
攻めの役に立ちたいと優秀な忍びへと成長して…。
攻めの抜け目ない戦略や情報戦、四人で連携した隠密行動にワクワク。
受けも強くて敵に容赦がないのも良かった。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

若き白狼王の白夜に拾われた小さな黒狸の宇太は彼の役に立つため忍びになり、初めての白夜の護衛の旅に出るのだが…

奔放な白夜に初心で真面目な宇太は振り回されながらも、白夜への思慕が恋しいことに気がつく。小さなころからずっと白夜一筋で一心に慕って来る宇太が、ちょっとヤンチャなスパダリの白夜にとっても可愛くて仕方なかったのだろう。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

作者さんはシリアス系がどちらかというと好みなのですが
こちらはほんわか系
シリアスは私が好みというだけで、色々な毛色の作品を
上手に料理する作家さんだとは思います。

けも耳・しっぽは普通な装い
狼も狸も狐も熊も犬も猫の獣人がいる世界の
和風ファンタジー
世界観の設定がしっかりしていてきちんとできている感があります。
（同じ種族でないと子供はできないとか、花の存在とかとても良い）

そして定番の年の差カップルです。
白夜一筋で一心に慕って来る宇太が
相変わらずの純な感じですが、
そのうえに今回は鈍感も合わせもっていて
白夜が可愛くて仕方ないな感じがじわじわ染み出ている。
（小さいまるっこ黒狸であるところも可愛らしさのみそ）

事件とかはあるのですが、
それほど深い感じのものではないですし、
ほわほわ作品を気持ちよく愛でる感じで読む作品ですね。
心の体力がない時に読んで癒される系かな。
もふもふとか、けも耳好きな方にはお勧め。
もっと甘々シーンみたいかも？って感じの終わり方です。

☆3.5