読割 50
電子書籍
毎日かあさん3 背脂編(毎日新聞出版)
著者 西原理恵子
お待たせしました! 手塚賞・メディア芸術祭賞受賞の傑作ベストセラーシリーズ。破格の表現欲と表現力が生み出した奇跡の漫画たち。爆笑必至、だけど、コワいくらいのリアルさで、平...
毎日かあさん3 背脂編(毎日新聞出版)
毎日かあさん3 背脂編(毎日新聞出版)
毎日かあさん 3 背脂編
商品説明
お待たせしました! 手塚賞・メディア芸術祭賞受賞の傑作ベストセラーシリーズ。破格の表現欲と表現力が生み出した奇跡の漫画たち。爆笑必至、だけど、コワいくらいのリアルさで、平成の家庭の「幸福と闇」をぐりぐりと描き出します。 ※単行本の対談企画、合作企画は、電子書籍版には含まれませんのでご了承ください 《16年続いた「毎日かあさん」もついに連載終了!! 卒母した西原先生の新連載『りえさん手帖』は2017年10月2日スタート!》
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紙の本
マンガを訴訟沙汰にする杉並?武蔵野市?の住民達
2006/05/21 21:50
17人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
サイバラさんのマンガは相変わらずの絶好調。人気に根負けしたのか、あのケチの毎日新聞も、ようやく毎回オールカラーで連載してくれるようになった。メデタシ、メデタシ。ところがサイバラさんの近辺でめでたくない事件が勃発していると聞いて驚倒した。なんとサイバラさんのご近所から「毎日かあさん」が目の敵にされ、訴訟問題にまで発展しつつあるというのだ。何がもめているかというとサイバラさんが学校の様子を茶化してマンガにしたのがお気に召さないようで「うちの子が馬鹿に見える」「学校が崩壊しているように見える」「学校のことはマンガのネタにするな」「うちのこをマンガに登場させるな」と、まあ、こんな感じなんだそうだ。杉並や武蔵野市には気位ばかり高くて性格の悪い人たちが多く住んでいるという噂はかねてからあったが、どうやら本当のようだ。こういうジョークを解せ無い人たちが住んでいる街は、あまり住みたくないと、この話しを聞いて思った。サイバラさん!負けないでね。表現の自由をまもってね!ガンバレ、サイバラ!
紙の本
ままならないけれど生きていく人生
2006/07/07 07:16
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎日新聞連載の育児エッセイ漫画の第三弾。今回も堪能させていただきました。
アルコール依存症でボロボロになった元夫。
その元夫を父として慈しみの対象とすることを決して忘れない無垢な娘。
いつまでたっても成長の兆しが見られず、「餓鬼」という言葉がふさわしい息子。
どこまで本当なのかと思わせるほど、奇妙奇天烈・痛快無比な家族関係を、諧謔的・偽悪的筆致で綴って見せます。
西原の日常には「順風満帆」という単語が一切存在しないかのように、痛ましくも苦いエピソードに彩られています。しかし彼女がそれにクヨクヨ・メソメソすることはありません。そんなことをする誰かを常に激しく侮蔑する彼女は、だからこそ自身に対してもそれを許さないのです。ましてや自分の人生の不具合を誰かのせいにしてしまうような愚行は絶対にしません。えてして現代の多くの人は「誰かのせい」にすることでオノレの人生を正当化し、自分をなんとか保っている場合が多いのですが、本書にはそうしたお話は皆無です。そこに西原の一本芯の通った力強さを感じ、私は清々しい思いを味わいます。
幼い娘が自分の家族の数を幾度も幾度も確認するというエピソードでは、別れて暮らす依存症の父親も常に勘定に入れるというお話が出てきます。娘のその姿を事実として淡々と綴る背後に、かといって娘のために元夫と寄りを戻すつもりのない西原の心も見えますし、そしてまた、娘が人生のままならさを静かに受け止めることを「待っている母」の姿も見える気がします。
人生は思い通りにならないけれど、だからといって生きるに値しないわけではない。そんな言葉をあからさまにではないけれど確かに語りかけてきている西原漫画が私は本当に好きです。
電子書籍
背脂
2017/11/09 13:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
母がこってり背脂になるにつれこどもたちはこにいちゃんとこねえちゃんに。
電子書籍版の方はやなせたかしさんとの対談とかが入っていません。
紙の本
妹<しんちゃん? 妹≒しんちゃん? 妹>しんちゃん?(年齢)
2009/04/10 09:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダブルディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作品2巻の書評同様、パッケージの話から。
最初のページと最後のページの
著者である西原理恵子の写真は、
今回海外でのもの。
1巻・2巻とは、全く対照的な場所で、
1巻・2巻同様、割烹着というのがいい。
とっくに出ている4巻の写真は、
どこなのだろうか?
(私は、本作品をbk1で購入したわけでなく、
またア○ゾンで購入したわけでもなく、
さらにリアル書店で購入したわけでもなく、
図書館で借りて読んでいる。
4巻は貸出し中で、まだ借りていないので、
本当に知らない。)
ここからが、メッセージの話。
1巻・2巻の書評で散々書いてきたが、
本作品は実話を基にしているから、
登場人物は年をとる。
この巻では、兄妹二人とも背が伸びている。
特に、兄は大きくなった。
そして、その兄の中身はさほど
成長していないと思えるエピソードが、
実に微笑ましい。
この巻の最後にある『父の名前』は、
西原理恵子がこのような家族をテーマにした
作品を描くのかのルーツを見たようで、
読ませる。
これまた1巻・2巻の書評に散々
書いてきたことであるが、
元夫である鴨志田穣氏の状況も
刻一刻と変化している。
特に、この3巻はターニングポイントと
言っていい。
電子書籍
おもしろい
2018/10/16 15:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
とってもおもしろいです。面白いだけではなくて、感動もさせてしまうところがすごい。毎日が宝物なんだなと思いました。