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強制的に悪役令嬢にされていたのでまずはおかゆを食べようと思います。
ラビィ・ヒースフェンは、16歳のある日前世の記憶を取り戻した。今生きているのは、死ぬ前にプレイしていた乙女ゲームの世界。そして自分は、ヒロインのネルラをいじめまくった挙句...
強制的に悪役令嬢にされていたのでまずはおかゆを食べようと思います。
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強制的に悪役令嬢にされていたのでまずはおかゆを食べようと思います。 (Kラノベブックスf)
商品説明
ラビィ・ヒースフェンは、16歳のある日前世の記憶を取り戻した。今生きているのは、死ぬ前にプレイしていた乙女ゲームの世界。そして自分は、ヒロインのネルラをいじめまくった挙句、ゲームの途中であっさり処刑されてしまう悪役令嬢であることを。
しかし、真の悪役はネルラの方だった。幼い頃にかけられた隷従の魔法によって、ラビィは長年、嫌われ者の「鶏ガラ令嬢」になるよう操られていたのだ。
今ついにその魔法が解け、ラビィは自由の身となった。それをネルラに悟られることなく、処刑の運命を回避するために必要なのは「体力」――起死回生の作戦は、屋敷の厨房に忍び込み、「おかゆ」を作って食べることから始まった。
毎晩おかゆを食べ続け、徐々に回復してきたラビィ。彼女を蔑んできた弟のフェルや、形だけの許嫁である第一皇子のバルド、バルドの命令でラビィの監視をしていたサイなど、周囲の目も変わり始め――!?
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定型化された悪役令嬢ものではない
2023/06/25 10:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵師さん目当てでの購入でした。
それにしても「おかゆを食べようと思います」?いくらラノベといっても変なタイトルだし、最近流行りのアレか。異世界で料理して生計立てる系のやつ。
と、まあだいぶ先入観があったのですが、読んでみたらまあ面白い(ちなみに異世界で料理して生計立てる系のやつではありません)。
意外にも設定は緻密だし、伏線も取り零しがない。
表紙絵のキャラは誰?皇子はいないのは何故?と疑問を持ちつつ、ああ面白かった。
定型通りの乙女ゲー悪役令嬢転生ものにいい加減飽きてきた方は是非!
電子書籍
結構重め...
2021/08/11 10:36
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「最高のバッドエンドをあなたに」ってキャッチフレーズの乙女ゲームに転生したらしいヒロイン。
適役のネルラに隷従の印を入れられ極悪非道な扱いに10年耐える。
その10年後からのヒロインの逆転のお話。
「おかゆ」とかタイトルにあって、なんとなく勝手に軽めなお話を予想して購入したら、「聖女が隷属の魔法を使う」とか...結構重めのお話でした。
ハピエンで終わって何よりでした。が、全体的に結構重かったのでもうちょっと幸せな二人を読みたかった気がしました。
あと、カッコイイのですが、表紙のヒーローが他の皆よりとびぬけて老けて見えるのが滅茶苦茶気になりました。
★4にしましたが、付けられるなら★3.5くらい。
紙の本
惜しい作品
2022/01/02 21:42
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どのルートでも処刑される乙女ゲームの悪役令嬢に転生していることに気付いたラビィだが、すでに十年間もヒロインであるメイドに隷従の魔法で操られて何もかも奪われていた。
記憶を取り戻すと同時に隷従の魔法は解けたが、メイドヒロインに冷遇されすぎてて逃げる体力もなく、食事も吐き出すほど。
まずはおかゆを食べて体力つけるところから、と努力する転生悪役令嬢もの。
聖女の秘密が明らかになる終盤まで理不尽すぎる状況がすごく「設定上作られた無理やりのもの」に見えてたけど、それなりに理由があるのがわかって納得できた。
しかしその聖女の秘密が謎すぎて理解が及ばないまま終わった。
聖女の魔法は隷従の魔法なのに、過去王家に搾取されてたのがまずどういう理屈なのか不明だった。
そして、その隷従の魔法を愛しい皇子にかけなくちゃいけなかったというのも、全然わからない。王家も聖女も何をしてたのか謎すぎる。
王家が政敵を隷従させるように聖女を脅してたとかならわかるんだけどさぁ。
聖女に皇子を操らせてどうするのか意味不明すぎて、根本の部分が納得できないまま終わってしまった。
なぜラビィがネルラにいいようにされても、周りが気付かず助けずだったのかとか、なぜネルラが都合よくラビィを利用してたかとかはちゃんと説明できてて納得できただけに、根本の謎が残ってしまって残念。
ラビィの恐怖や焦燥感の描き方が上手くて、意外と少ないネルラの出番とは裏腹にめちゃくちゃネルラの存在感あったのがすごかった。
逆にバルド皇子の空気ぶりよ。
ざまぁ系とは違う意味で残念皇子だったね。
電子書籍
魅了ではなく隷属
2021/09/25 11:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
(悪役)聖女が周りを魅了して主人公を孤立させるのではなく、主人公本人を隷属させて悪役令嬢としての行いをさせるという、さらに強制力の強い設定!その隷属が解けてからの生き残り作戦はけっこう緊迫の連続。読んで満足。おかゆ食べたい。あと表紙のヒーローが好みのイラストなのが嬉しい。