読割 50
古事談 上
税込
1,430
円
13pt
古事談 上 (ちくま学芸文庫)
税込
1,650
円
15pt
商品説明
鎌倉時代前期、源顕兼によって編まれた全460余話に及ぶ説話集の傑作。聖徳太子に弘法大師、藤原兼家に藤原道長、小野小町に清少納言、信西入道に西行法師、鳥羽僧正覚猷から仏師定朝など、古代以来の歴史、文学、文化史上の著名人を主とし、その人たちにまつわる隠れた逸話の一大集成。一般の古典文学や日本正史では取り上げられることのない話が数多く収録されている。本書は、ひらがな交じりに書き下した読みやすい本文に、的確な人物注と明快な現代語訳、評を初めて全話に施す。説話集というスタイルが、日本文学史上なぜ一世を風靡したのかが体験できる画期的訳注書。
目次
- 凡例/はじめに/第一 王道后宮/一 称徳天皇の御事/二 浦島子の事/三 清和天皇の即位を予言の童謡の事/四 陽成天皇、宝剣を抜く事/五 光孝天皇即位の事/六 光孝天皇、町人の物を借用の事/七 宇多法皇、融の霊に腰を抱かるる事/八 醍醐天皇、臨時奉幣の日、風を止むる事/九 坂上宝剣の事/一〇 延喜のころ、上達部の時服の事/一一 公忠蘇生の事/一二 朱雀天皇格言の事/一三 遷都以後内裏焼亡の事/一四 冷泉天皇の即位、紫宸殿にて行はるる事/一五 円融院、子の日の御幸の事/一六 円融院、大井川逍遥の事/一七 花山天皇即位の日の事/一八 花山天皇、殿上人の冠を取る事/一九 花山天皇、出家の事/二〇 花山天皇、発心の事/二一 花山天皇出家に天下騒動の事/二二 花山院、賀茂祭に闘乱の事/二三 一条天皇幼主の時、夏の公事の日の事/二四 兼家、実資に礼節の事/二五 道長、公庭に参る時、諸卿恐れ隠るる事/二六 為時、書を献じ越前守に任ずる事/二七 除目の執筆の怪異の事/二八 道綱放言の事/二九 清涼殿の酒宴に竹台の筍を焼く事/三〇 試楽の挿頭に呉竹の枝を用ゐる事/三一 雅信、大将を帯びず御剣に候する事/三二 成信・重家、出家の事/三三 道長、一条天皇の手習の反古を破る事/三四 一条天皇、寒夜に直衣を脱ぐ事/三五 三条天皇、秘事を資平に問ふ事/三六 道長、敦儀親王を罵る事/三七 上東門院の御産に有国頓智の事/三八 後一条天皇誕生後、諸人伊周に参らざる事/三九 実資、摂津国の闕を申す事/四〇 怪女、丹後国に漂着の事/四一 七月に雪降る事/四二 行成、斉信の失錯を扇に書く事/四三 伊成出家の事/四四 公基、御書を汚さるる事/四五 経輔打たるる事/四六 斉信、清暑堂の御神楽の拍子を取る事/四七 顕基出家の事/四八 教通、練歩殊勝の事/四九 神鏡焼失し、残欠を求め出す事/五〇 頼通、東宮の事を不受の事/五一 白鳥、侍従池に来る事/五二 教通、御遊に半臂を着する事/五三 怪鳥を射る賞に疋絹を与ふる事/五四 隆国、主上の装束に奉仕の事/五五 後三条天皇東宮の時、俊房に憤る事/五六 後三条天皇東宮の時、北斗御拝の事/五七 後三条天皇東宮の時、実政に餞別の事/五八 後三条天皇東宮の時、烏帽子を着する事/五九 後三条天皇の頭、応神天皇の玉冠に合ふ事/六〇 後三条天皇の即位に罪人改心の事/六一 後三条天皇、二間にて念誦の間の事/六二 後三条天皇、升を改むる事/六三 俊家、除目の執筆に奉仕の事/六四 後三条天皇、隆国の子息三人を召し仕ふ事/六五 後三条天皇、車の外金物を抜かしむる事/六六 後三条天皇、倹約の事/ほか
あわせて読みたい本
この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む