ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる
著者 櫛木理宇(著者) , ヤマウチシズ(イラスト)
今年も残すところあと数日。世間は完全に正月ムードの中、雪越大学三年生の八神森司は、アパートの自室でとぐろを巻き、孤独な年越しを決めていた。例のクリスマスイブから数日たち、...
ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる
商品説明
今年も残すところあと数日。世間は完全に正月ムードの中、雪越大学三年生の八神森司は、アパートの自室でとぐろを巻き、孤独な年越しを決めていた。例のクリスマスイブから数日たち、その騒動でなくしてしまったネクタイをこよみと買いに行く約束をしていたのだが、大雪の心配があった。こんな日は家にずっといたい――と思っていたその時、雪大オカ研のメンバーから召集のLINEが入った。今回の依頼主は、かつてタレント占い師として名をはせていた如月妃映こと蒔苗紀枝だった。その奇怪な相談内容は、「自宅でいつも、自分が死んでいる――」というものだった。大雪の降る中、オカ研メンバーの推理が冴えるシリーズ19弾。
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キーワードは『おうち』
2021/12/29 23:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
丁度良い時節柄、年の瀬に読みました。
めちゃくちゃビビりな者で、読んだ後にお風呂は入れません。
でも読まずに居られないこのシリーズよ……。
今作には、表題作は特にありませんでした。
キーワードが『おうち』となるようです。
前作と繋がるかと思いましたが、違いました。
相変わらず二人のラブはまったり牛歩。
森司の思考回路が若干変態チックではありますが、微笑ましく。
求愛行動には吹きました。
鈴木くんが一人で話を聴くシーンでは、頑張れ!と心の中で応援しつつ、脇方皆さんの個性も健在です。
みんなが揃うとこちらまで楽しくなりますね。
恐さと恋愛モダモダ、脇方の突っ込みバランスが良いので、重くても後味が悪くならないのかなと思います。