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電子書籍
20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 20
著者 浦沢直樹(著)
「おまえしかいない、地球を救え――」※この作品は2016年~2017年に、加筆修正・カラー完全再現のうえ刊行された『20世紀少年 完全版』全11巻+『21世紀少年 完全版...
20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 20
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20世紀少年 20 本格科学冒険漫画 人類の勝負 (ビッグコミックス)
商品説明
「おまえしかいない、地球を救え――」
※この作品は2016年~2017年に、加筆修正・カラー完全再現のうえ刊行された『20世紀少年 完全版』全11巻+『21世紀少年 完全版』全1巻を、全22巻+上下巻に再編集したデジタル特別版です。
あの頃、彼らは少年だった。そして今、人類は滅亡する。
20世紀を生きてきた少年達は、いかに世界を救い戦ったのか…最後の冒険が、始まる。
1997年、ケンヂが営むコンビニへ刑事が訪れた。ケンヂがいつも酒の配達をしている敷島家が、全員行方不明になったのだという。敷島家の集金がまだ終わっていなかったケンヂは、飲み逃げかと落ち込むものの、渋々ビールの空きビンを取りに敷島の家を訪れる。するとそこには、どこかで見たことがあるような、不思議なマークが!
新興宗教の教祖・“ともだち”が企む、世界滅亡の計画は、ケンヂが幼い頃に仲間たちと考えた筋書き通りに進められていた。
大人になり、それぞれに暮らしがあるかつての仲間たち。
共に悪と戦うことを切り出せないケンヂは、単身“ともだち”の元へ乗り込むが、そこで意外な事実を突きつけられる。
おぼろげな記憶。
計画が書かれた「よげんの書」の存在。
今は散り散りになった、秘密基地の仲間たち。
巨大な陰謀に抗い立ち上がったケンヂの行く手を、様々な妨害が待ち受ける――!!
浦沢直樹が世に放ち、日本中を席巻することとなった大ヒット作、『20世紀少年』。
雑誌掲載時のカラーを再現した完全版で!第20集。
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紙の本
「人類の進歩と調和」を思い出しながら
2005/11/05 11:27
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近の浦沢直樹の作品は、謎が謎を呼ぶ(古臭い言い方だなあ)物語になっていて、いつまでたっても先へ進んでいるという感じがしない。「えっ、まだ次があるの?」といったところか。
これは作品の最初の発表媒体を考えると仕方のないことかもしれない。週刊誌では、その1回分を読ませる魅力もないといけないけれども、さらに次週へ、次の回へつなげるものもないと読み続けてくれないのだから。だから、そのように発表されたものをさらにまとめて続けて読むと、いくつもの「引き」をつなげて読まされているような感覚になり、「だから次はどうなるの?」という感じだけが残ってしまう。
それでも、さすがにコミックスで20巻にもなると、物語が終わりに向かっているのだろうと思えてくるのだが、どうだろう。
今まで物語のキーパーソンとなるケンジの姉キリコの正体があまり語られてこなかったように思うのだが、ここへきてメインに登場してきた感がある。役者が揃ってきたぞといった感じで、ここにも物語の終わりを感じさせるものがある。
私のような、この物語の登場人物や浦沢直樹と同世代の人間からすると、やはり太陽の塔が常に見え隠れする物語や画面、「万博」という言葉に何ともいえない感慨や興奮を感じてしまうのだが、今年の愛・地球博に集まった子どもたちは30年後に今の私たちのような感慨や興奮を持ち続けるのだろうか。そんなことを考えさせれる1冊だった。
紙の本
やっと謎解きも本格化
2016/08/21 17:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
16巻以降ウロウロしていたストーリー展開も
キリコの登場で漸く進行していきます。
ポスト・フクベエの「ともだち」の真相究明
も始まります。
紙の本
終わらない謎解き
2018/08/28 23:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ともだち」の正体が入れ替わったのは読者にとってはとっくに分かっているのに、今さら新しい謎の様に提起しているのには辟易します。秀才少女なのに年端も行かない子供に騙されているキリコのメンタルの方がよほど謎です。