- 販売開始日: 2022/01/07
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-526395-2
恋と嘘(12) 莉々奈編
著者 ムサヲ(著)
「嘘」は許されない。「恋」はもっと許されない。すこし未来。日本では16歳になると、政府から結婚相手が指名される世の中になっていた。根島由佳吏15歳は、日本の片隅に住む、う...
恋と嘘(12) 莉々奈編
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商品説明
「嘘」は許されない。「恋」はもっと許されない。すこし未来。日本では16歳になると、政府から結婚相手が指名される世の中になっていた。根島由佳吏15歳は、日本の片隅に住む、うだつの上がらない少年。成績もスポーツも中の下。だがしかし、その胸に燃えるような恋心を秘めていた! 恋が許されない世界で、誰かを好きになってしまった少年の運命は‥‥!?
政府が結婚相手を指名する世界。少女のパートナーには、他に好きな女の子がいた。彼の恋にときめき、その恋を応援していた少女。そんな彼女の心も少しずつ惹かれてゆき、いつしか恋の当事者となっていた。自分の想いと向き合うため、どうしても知りたかった真実。しかしそれは、あまりにも大きなもので…。「人を好きになるって、何なんだろう?」真田莉々奈と、根島由佳吏。科学の赤い糸で結ばれたふたりが、辿り着く先は――。
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「大丈夫よ 私が一緒に 支えるから」⇒「私の恋を 守ってくれて ありがとう」+三猿の約束⇒「この人の前でなら泣けるって思って貰えるように頑張ります」…皆に祝福され末永くお幸せに!な物語大団円完結巻。
2024/06/18 21:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
この第12巻<莉々奈編>の収録内容は、
第45話「嘘に守られて」、第46話「恋に与えられて」、第47話「恋と嘘を受け取って」、第48話「ありがとう」、
第49話「特別な人」、最終話「赤い糸の先に」。
<美咲編>を読み終えた後で、この<莉々奈編>を第45話の展開から読み始めると…
同じサブタイトルの第45話「嘘に守られて」でも、
こっちの<莉々奈編>は、<美咲編>のよりも、莉々奈の感情表現や由佳吏との対話描写が、
より細かく多めに盛り込まれていて頁数も6頁多く割かれていて、
かつ第45話の最後の頁の1つ前…ベッドの描写でも、例の消しゴムを入れた箱…
箱が開いてて消しゴムが見える状態か、箱は閉じてて中の消しゴムは見えない状態か…みたいな違い、
そして、最後の頁での、誰の夢を見るのかという違い…とか、
僅かな違いだけど、その時の由佳吏の心が、どの辺に、どっち寄りにあるのか、が見て取れるように、
しっかりと表現的に考えられていて芸が細かいな、と感心したり。
第46話「恋に与えられて」の方は逆に、
この<莉々奈編>よりも、<美咲編>の方が、由佳吏の美咲への想いの描写が2頁多めに盛り込まれていたり、
由佳吏の母親の台詞に少し、違いがあったり。
第47話は、<美咲編>とこっちの<莉々奈編>とで微妙にサブタイトル自体から違ってるけど、
庭を見ながらの莉々奈と由佳吏の対話場面の描写では、
こっちの莉々奈の方が、より素直に前向きに正妻アピールというか、いつまでも由佳吏と一緒に、
という気持ちを前面に出しているし、
<美咲編>では、自分が選ばれないという悲しい結末を悟った感じで由佳吏を送り出してたのに対して、
こっちの莉々奈は、自分の所にちゃんと戻って来てくれると信じて送り出す、
という雰囲気がより強い印象で…かつ送り出した後に、
莉々奈が曾祖母と対話する場面も描かれていて…<美咲編>とは違う結末に近付いてるんだな、
と感じられる演出が、上手いな、と。
…で、第48話で、美咲を迎えに行った先で、<美咲編>とは決定的に違う展開に分岐する、
と。
最終話冒頭の、五十嵐柊と高崎美咲の再会問答光景も、好きだな。
ヴァージンロードを歩いてきた莉々奈のウェディングドレス姿の描写で、
涙も出たし…<美咲編>の結末よりも、こっちの<莉々奈編>の方が、より多くの人達に祝福されて、
メインキャラ4人が全員、幸せな形に落ち着いてて、人間関係も継続していて、
より大きな大団円で締め括ってたな、
と…どちらが上でどちらが下とか、ってことはないと思うけど。
ともかく…全巻読み終えて、
自分の中では「名作」と呼べる作品が1つ増えた…と思える作品で…この作品に出会えて、
読んで色々と心に響いたし…買って読めた縁に感謝です。
集大成
2023/09/13 17:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Keep - この投稿者のレビュー一覧を見る
今までの出来事の集大成がつまったよい作品だったと思う。分岐にしたのは確かに批判もあるかも知れないが逆に2つもお話を聞けてよかった。
ハッピーエンド
2023/02/15 14:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
美咲派の私ですが、こちらの方がストーリーとしての収まりは良くて読み終わった後にスッキリできる結末になっているかなと思います。
双方向の「恋」
2025/01/01 08:16
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投稿者:Chappie - この投稿者のレビュー一覧を見る
圧倒的に莉々奈編の方がよかったです!!!美咲編では、あの後、莉々奈が幸せになる姿が想像できなかった。莉々奈編では、仁坂くんと美咲ちゃんが、笑っている顔が見られたし、ネジが、莉々奈だけではなく、仁坂や美咲、出会った全員のおかげでそこに立っているということをネジ自身が認識して生きていくことを思わせる演出がよかった。
ネジは美咲にだけではなく、仁坂にも恋をしていたと思うので、2人への恋心を経て、莉々奈との双方向の「恋」にたどり着いたという見せ方がしっくりきました。
恋と嘘12莉々奈
2022/05/03 17:57
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投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る
おそらく美咲編の方がドラマチックになると思ったので「まず」莉々奈編から読んだ。展開は概ね予想通りだった。莉々編のポイントはフラれた美咲が望まない男と結ばれる件(未婚の選択肢もない)をどうするかだった。結局「無難」に過ごしている感を出す為には5年後のシーンは必要だったのかもしれない。あるいは「優性遺伝子で生まれた息子のアスリート教育に夢中」で「幸せ」でも良かったかも。一方莉々奈は日なたのヒロインの道を歩んだ。もともと美咲を応援していた人の心を慮れる娘。周りを幸せにし、そして自らも幸せになれる資質通りの結末。
リリナ
2022/02/06 19:29
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投稿者:雪うさぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
性的に好きかどうか、聞かれる。
夢でリリナが「大丈夫よ。私が一緒に支えるから」という。
事前結納にて。リリナが一緒に悩んで考えさせて。人魚姫のたとえ。
髪飾りがおちて、ひろって、ゆかりがつける。
暗闇で思い出す。リリナの幻影が「ゆかりしっかり」という
美咲が崖から飛び降りる。助け出される。
どうしたらこの恋を嘘にせずもう一度2人にあえるのかな?と美咲が問いかける。そして、リリナがいたから、来られたという。
そして、美咲がフラれる。
あなたに恋して、あなたに救われた女の子がいたこと、いつまでも、ずっと覚えていてという、わがままを美咲がいう
一夜明けリリナに結婚してくれますか?という
五年後に結婚式あげてた。
美咲の相手は木戸のマネージャー
りりな
2022/06/05 17:18
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
リリナ少年漫画的なヒロイン象では、リリナでした。結果的にハッピーエンドっぽくもなっていましたし、普通の終わり方。