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丘の上の賢人 旅屋おかえり
売れないタレント・おかえりこと丘えりかは、依頼人に代わり旅をする「旅の代理人」。秋田での初仕事を終え、次なる旅先は北海道──ある動画に映っている人物が、かつての恋人かを確...
丘の上の賢人 旅屋おかえり
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丘の上の賢人 旅屋おかえり (集英社文庫)
商品説明
売れないタレント・おかえりこと丘えりかは、依頼人に代わり旅をする「旅の代理人」。秋田での初仕事を終え、次なる旅先は北海道──ある動画に映っている人物が、かつての恋人かを確かめてほしいという依頼だった。依頼人には、初恋を巡るほろ苦い過去があって……。ベストセラー『旅屋おかえり』未収録の、幻の札幌・小樽編、さらに北海道旅エッセイ「フーテンのマハSP(スペシャル)」、おかえりデビュー前夜を描いた勝田文さん描き下ろし漫画も収録したシリーズ特別編! あなたのふるさとはどこですか?
目次
- 丘の上の賢人/フーテンのマハSP 旅すれば 乳濃いし/おかえりの島~旅屋おかえり~
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紙の本
モエレ沼公園も出てくるよ
2021/12/31 19:28
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
旅に出てくる場所は行ったことのある場所ばかりで、おかえりさんと歩いている様な気分になれました。いちお続きものですが、こちらから読み始めても、こちらだけ読んでもいいと思います。マハさんの六花亭愛が濃い一冊です。札幌、小樽が地元の人や、これからの旅の目的地を決める際にもおすすめです。
紙の本
丘の上の賢人 旅屋おかえり
2024/03/28 12:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽しみにしていた旅屋おかえりの第二弾。いろいろあった過去の出来事で故郷と決別した依頼者が過去の思い人や実家を訪ねて欲しいという内容だ。北海道という場所に丘えりかは依頼を断ろうと考えてるのだが。
前回の依頼の成果物も良かったですが、今回の成果物は最高でしたね。次作もあればいいのですが・・・・・。
紙の本
旅屋おかえりが詰まった特別編
2023/12/22 07:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
おかえり、安定の人のよさ。
事務所や周囲の人の支えあってこそ。
これもおかえりの人柄が引き寄せているように思える。
そんな中、高卒後上京したきり、訪れるのを避けていた北海道を旅する決意をする。
そして、ふるさとというのは、ただ地元だけを指すのではないということに気づく。
寧ろ、旅を続けることで増やすことだってできる。
あと、年月が経っても褪せない愛もあるということ。
家族、恋人…。
お互いへの思い、そのために自分はどうしたらいいのか、自分の取った行動への後悔…
絡み合う思いも元を正せば、愛からくるもの。
心の底で繋がっている素敵さ。
…だけど、繋がってなかったら…と想像するとちょっとコワイ。
マハさんエッセイとおかえり高校時代のまんがつき。
エッセイのイラストはマハさん自身が描いているらしい。
人柄が伝わってくる。
うまい。
六花亭愛!
紙の本
旅の原点
2023/08/30 14:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くり坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、札幌で時間がある時には寄ることの多いモエレ沼公園の山が舞台にあるとは。他にも、実名が出てくるので、情景が浮かび易くて良かった。「ふるさととは、「おかえり」と言ってくれる人がいるところ」、良い言葉だと思う。これまで旅をいっぱいしてきて、そういう場所が増えました。それは、初めてYHを訪れた時に言われた「おかえり」、が本格的な旅の始まりだったと、今となっては思います。
紙の本
心温まるオチ
2022/12/29 19:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は、他人の代わりに旅をする職業。話の本筋とは違うのですが、この物語で主人公は、北海道の小樽の街に旅をしますが、ちょうどこの前の秋に行ったところだったのでなんとなく嬉しく、懐かしく思いました。もう一度行きたいなぁ。物語は、小樽に旅をして、3人の人に会ってほしいという依頼。1人は依頼人の姉。1人は依頼人の元恋人の母親。そして最後の1人は丘の上の人。この主人公が持ち帰る旅の成果物とは?最後のオチはなんとなく予想はできつつも、心が温まるいいオチでした。
電子書籍
引き込まれる
2022/10/22 08:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の旅先は、札幌でした。個人的にとても思い入れのある街なので、前作以上に引き込まれて読むことができました。奇想天外なテーマですが、丁寧な文章で違和感なくまとめているところ、さすがだと思います。心が温かくなる一冊です。
紙の本
ふるさととは
2022/03/14 16:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
礼文島出身のおかえりさんの今回依頼された旅行地は北海道。故郷にいくばくかの屈託を抱えた彼女は、以前から北海道での仕事は一切NG。そのマイルールを破って今回引き受けたのはなぜ?
小樽、札幌と回り、人と出会う中で見えた「ふるさととは」の答え。それならばおかえりさんもおかえりと言える場所があるはず。原稿執筆時点とは構成を変えて、本編を続編としてもってきたのは、この「ふるさととは」で旅に一区切りつけたかったのかもしれません。
答えを見つけたおかえりさんは、改めてこの後も旅屋として旅に出ていくのでしょう。