- 販売開始日: 2022/04/25
- 出版社: 祥伝社
- レーベル: FEEL COMICS swing
- ISBN:978-4-396-76855-3
違国日記(9)【電子限定特典付】
著者 ヤマシタトモコ
【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉&45話のネーム特別収録!】人見知りの小説家と姉の遺児(高2)がおくる年の差同居譚朝が叔母・槙生と暮らして1年とすこし。ここ最近、小説家の...
違国日記(9)【電子限定特典付】
05/12まで通常715円
税込 358 円 3ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉&45話のネーム特別収録!】
人見知りの小説家と姉の遺児(高2)がおくる
年の差同居譚
朝が叔母・槙生と暮らして1年とすこし。
ここ最近、小説家の槙生はスランプ中。ボーッとしていて原稿は進んでいない様子だ。
才能はないと苦しみつつ、書くことはやめない槙生に朝は「やめる人とやめない人の違いってなに?」と尋ねた。
これといった才能はないと気づきつつある朝に、槙生が答えたのはーーー。
宝石の持ち主じゃなくても。自分の明日を選べる第9巻!
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
無力感を否定した先に。
2022/05/22 19:42
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
私には何にもない。
あの人には私と違って才能がある。
誰もが自分にないものばかりを見つめ、それを持っている他者を羨む。
その上私たちは、自身に欠けている要素を持っているから、という理由だけで他者が万事満たされていると判断する。
「顔立ちが綺麗だから悩みなんてない。」、「成績優秀だから将来に対する不安なんてない。」という風に。
そうした憶測だけで他者を知った気になってしまうことは、何と寂しく勿体ないことだろう。
確かに悩みや苦しみは人それぞれ千差万別だ。
しかしそれでも対話することによって、誰もがそれぞれの「苦しみ」や「満たされなさ」を抱いていることが分かるかもしれない。
似たような焦燥感や不安を抱いていることを共有できるかもしれない。
本作はそうした苦しみや無力感に理解を示しつつも、その無力感を肯定はしない。
たとえ今この瞬間には、途方もない不安と茫漠たる無力感しかなくとも、私たちは決して無力なんかじゃないと鼓舞するのだ。
無力感を否定することはそれを肯定する以上に、辛く苦しいかもしれないが、それでも本作は私たちに希望を見せる。
朝が槙生の言葉を「いつか理解できるようになる日が来るかもしれない」と言ったように、今理解できないことは必ずしも無意味であることと同義ではない。
私たちは何にだってなれて、どこへでも行けるかもしれないと信じてみようかなと思わされる作品だ。
木星彗星さんかわいい
2023/05/05 09:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
木星彗星さん可愛いのと、殺戮少女探偵アリスのカバーが電子版にも載っていて嬉しい。いつものネームもついてるし
久々に
2022/05/02 04:08
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:物語はごはん - この投稿者のレビュー一覧を見る
刺さりはしないけど求める雰囲気が帰ってきた感じがしました。残念ながらここ3巻程は評価される内容だろうなとは思うものの、個人的には肩透かしだったり読みたい内容じゃなかったりだったので。
前を読み返さずに読んだので伏線などの事は頭にありませんでしたが、その辺は確かにさっぱり触れられていません。ミステリのように楽しんでいる方にはいつまで種明かしを引っ張るんだと苛々させる巻かも。
穏やかなものを読みたい気分だったので私は嬉しかったです。
ところで槙生さんの部屋に植物があるの、なんか意外な気がしました(これまでも描写があったとは思うんですがなんか唐突に。スランプの様子に枯らさないの凄いなと思ったのかな)。
木星サン良い!
2022/05/22 00:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか面白かった……。けど、前話までの伏線は、触れられて無いです、そこが……ウーン……かなぁ……なんでなんでしょうか……。もう少し、踏み込んでほしかったですね……
つまらなかった
2022/04/29 11:55
9人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
思わせぶりだった伏線は回収する気はないのだろうか。
実里の実子じゃないかもとか実里は入籍してなかったとか田汲の方は朝の存在すら知らないとかめちゃくちゃ訳ありっぽかったのに。
相続とかどうなってんだ。