- 販売開始日: 2022/06/03
- 出版社: コスミック出版
- レーベル: コスミック・時代文庫
- ISBN:978-4-7747-6380-4
仇討ち包丁 江戸いちばんの味
著者 氷月 葵
物盗りに殺された父親の跡を継ぎ、飯屋〈江戸一〉の再開をめざす吉平。思いがけずに屋台を手に入れることができた吉平は、さまざまな工夫をこらして出した穴子飯・海老天飯・蛸飯が評...
仇討ち包丁 江戸いちばんの味
商品説明
物盗りに殺された父親の跡を継ぎ、飯屋〈江戸一〉の再開をめざす吉平。
思いがけずに屋台を手に入れることができた吉平は、さまざまな工夫をこらして出した穴子飯・海老天飯・蛸飯が評判を呼び、馴染みの客もついて、めざす道に一歩近づいたかに見えた。
だが、それらの料理をそっくり真似する店が現れる。それは父・吉六を手にかけたと吉平が信じる料理人・勝五郎が営む料理茶屋〈清風〉だった。
勝五郎は江戸城の台所役人らと結託して、なにやら悪だくみをめぐらしているらしい。
南町奉行所同心・矢部一之進や権兵衛長屋の住人たち、吉平の身を案じる人々の情けを借りて、出商いに邁進する吉平だが、勝五郎はさらなる妨害を……。
人情料理時代長編、完結編。
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2022/09/20 13:44
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
料理屋の年季奉公が明けて長屋で一人で住み始めた吉平。吉平は亡き父の店・江戸一の再興に向けて料理を始める。まずはおにぎりと、海苔巻きを売り歩くことから始める。そして、幸運にも屋台を手に入れることができたので、そこでアナゴ飯・海老天丼・蛸飯を商う。商人だけでなく武家にも好評で馴染み客も増えていく。しかし、吉平の父・吉六を殺したと思われる勝五郎が再び、吉平の前に現れる。そして、吉平が何者かに襲われる…・・。
何度も危機にあいながら、夢の実現に邁進する吉平の頑張りには頭が下がる思いだ。吉平の周りの人はいい人が多いが、これは吉平の生き様が呼び寄せたのであろうか?見習いたいですね、もう遅いですが。本当に読み応えがあって面白かったですね、次作は出るのでしょうか?でたらまた読もうと思います。