セシルの女王 2
著者 こざき亜衣(著)
俺がエリザベス様をこの国の女王にします。1533年9月7日、イングランド。王子出産を嘱望された王妃アン・ブーリンが産んだのは、エリザベスという名前の女児だった――ローマ・...
セシルの女王 2
商品説明
俺がエリザベス様をこの国の女王にします。
1533年9月7日、イングランド。
王子出産を嘱望された王妃アン・ブーリンが産んだのは、
エリザベスという名前の女児だった――
ローマ・カトリック教会に逆らってまで前王妃・キャサリンと離婚し
跡継ぎを産ませるべくアンと再婚した国王ヘンリー8世は激怒し、
キャサリンの一粒種であり、王位継承権をエリザベスに奪われたメアリは
傷ついた心の行き場を探していた。
次第に追い詰められていくアン。
彼女を慕う少年、ウィリアム・セシルは、
御簾越しにある誓いを立てる。
“俺がエリザベス様をこの国の女王にします”――
テューダー朝第5代にして最後の大君主・エリザベス1世と
彼女を支えた忠臣の物語。
壮大な序章を終え、彼らの激動の人生がいよいよ始まる!!
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豪胆な女王。
2023/02/01 23:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
誕生した後のエリザベス女王。
赤子の頃から貫禄十分。
この状態からあの美形に成長するのか?
圧が凄い。 更に剛胆すぎる様な。
セシル父は家のため、息子ウィリアム自身のため、ウィリアムを家に更迭。
アン・ブーリンとエリザベスを守りたいウィリアムは抵抗するが、クロムウェルにより切っ掛けを与えられ...
アン・ブーリンもウィリアムを想い、敢えての。
そして、エリザベスを守るため必死の戦いを続ける。 ウィリアムの帰還を待ちながら。
キャサリンの娘メアリにも試練の時が。
身内の抗争がえげつないな。 これはツラい。
ウィリアムのお付きラルフに訪れるのは、希望への鍵か、それとも。
宗教を信じ過ぎることで、固執が生まれてしまうのはどうなのか。
始まるウィリアムのケンブリッジ生活。
ケンブリッジのフェロー、ジョン・チークの妹、奔放そうなカントリー美人のメアリ嬢がストーリーに華を添えつつ、ケンブリッジ生活は進むが、ヘンリー8世とクロムウェルの手はそこにも伸び...
アン・ブーリンを起点として始まった様に見える、プロテスタントの台頭とカトリックからの独立。
宗教と国家。
イングランドは独立した宗教を得、国家としても独自の道を歩み出す。
翻弄されるのは庶民だけではない。
しかし、一番割りを食うのは庶民。
ウィリアムは切っ掛けを与えられ続け、悩みながら進む。
良くまとまっており、分かりやすい。
ストーリーの進行速度もスピーディーで良い。
飽きさせずに次の展開へと繋げるテンポがなかなか。
さて、次巻は?
宗教の派生がわかりやすい
2023/07/30 13:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
カトリックとプロテスタントの歴史背景がとてもわかりやすかったです。
世界史の勉強になると思います。
いつの時代も政治と宗教は切っても切れない関係なんだなとも思ってしまいますね。
今はまだ、学びの時。
2022/09/04 20:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クリッパー - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代背景はカトリックとプロテスタントで揺れるイングランドで、主人公は初代バーリー男爵のウィリアム・セシル。
その青年期が舞台の漫画です。
背景の書き込み、登場人物の衣装など、絵の見どころがたくさんある。
物語も史実を基にした話で、これもまた読み応えがある。
歴史物が好きな人にはもちろんのこと、そうでない人でも楽しめると思います。
2巻は今後の展開の助走をつけてるようなところでしょうか。
面白いです。
わかってきました
2024/09/09 00:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あのエリザベス一世のお話だったんですね。クロムウェルが登場して、ああ、あの時代か、と納得しました。前巻では、あまり、馴染ないなぁ、こんな時代はなぁ…なんて思ってましたが。エリザベスは、幼くても中々…。
多くの新キャラが登場
2023/11/03 09:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:* - この投稿者のレビュー一覧を見る
このセリフ「同志は見つけるもので、作るものじゃない」の、自分の考え方を他人に強制するのではなく、共通の価値観の人を探した方がいいとする姿勢に、感銘を受けた。
エリザベス
2022/08/01 22:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
生まれたのが女児だったため、アン・ブーリンは殴られ続けながらも男児を産むために必死。
アン・ブーリン母子に肩入れし過ぎるセシルを心配して父はセシルを宮廷から遠ざけ大学へ入れる。
知ってる話なんだけどイマイチ面白くならないなぁ。