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電子書籍
金春屋ゴメス 芥子の花(新潮文庫nex)
著者 西條奈加
人が月に住む近未来の日本に、独立を宣言し、鎖国状態の「江戸国」が出現した。上質の阿片が海外に出回り、その産地として日本をはじめ諸外国から槍玉に挙げられた江戸国。老中から探...
金春屋ゴメス 芥子の花(新潮文庫nex)
芥子の花 金春屋ゴメス (新潮文庫nex)
商品説明
人が月に住む近未来の日本に、独立を宣言し、鎖国状態の「江戸国」が出現した。上質の阿片が海外に出回り、その産地として日本をはじめ諸外国から槍玉に挙げられた江戸国。老中から探索を命じられた「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守は、阿片を祭祀に使用する異人たちが住む麻衣椰村に目をつけ、辰次郎や松吉に真相の究明を命じるが――。『金春屋ゴメス 異人村阿片奇譚』改題。
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紙の本
祝・再刊
2022/08/08 15:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
再刊してくれて嬉しい作品!
直木賞効果ですね。表紙がちょっとかわい過ぎかも。
この再刊行を機に続きが出るなんて!待っていた甲斐がありました!
紙の本
近未来の江戸国は、妄想の果てかもしれない
2022/08/24 18:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公辰次郎が少しづつしたたかになり、極悪非道の奉行・金春屋ゴメスにしっかりとついていく姿は、成長のあかしか。近未来での江戸国の騒動は、現代日本の世相を反映しているようにも見え、またその良さと悪さを際立たせている様子もある。荒唐無稽、作者の妄想が暴走したような物語の展開に、驚くばかりだ。
紙の本
芥子の花
2022/08/05 06:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みたくて読みたくて待ちに待った再版でした。
書店に問い合わせても廃刊と聞き手に入りませんでした。
今回は、日頃のゴメスの豪快ぶりが少々足りない気もしますが、前作同様、面白さもスリルも抜群でした。
悪党はとことん悪い奴で、それをしっかり懲らしめてくれるゴメスにスッキリします。
次回作も今から楽しみです。
今回新しくなった表紙絵ですが、個人的には再版前の物が良かったです。
こんな可愛いゴメスでは、ゴメスの諸々が伝わらない。
芥子の花のゴメスは影だし。