残り一日で破滅フラグ全部へし折ります ざまぁRTA記録24Hr.2
バエティカ王国の男爵令嬢、アンヘラ。男爵の庶子である彼女は成りあがるため、自らの通う学院で王太子をはじめとした貴い身分の男性たちに取り入り、多くの令嬢たちにいじめられつつ...
残り一日で破滅フラグ全部へし折ります ざまぁRTA記録24Hr.2
商品説明
バエティカ王国の男爵令嬢、アンヘラ。男爵の庶子である彼女は成りあがるため、自らの通う学院で王太子をはじめとした貴い身分の男性たちに取り入り、多くの令嬢たちにいじめられつつも強かに過ごしていた。しかし、卒業パーティ前夜に突然、アンヘラは前世の記憶を取り戻し、自分が乙女ゲームのヒロインだということを理解する。しかもこのままでは明日、逆ハーレムエンドを迎え、今の自分では望まぬ人生を送ることになってしまうかもしれない……。そこで彼女は信頼する従者エドガーの手を借り、エンディングが確定する卒業パーティまでの残る二十四時間で、逆ハーレムエンド阻止のため奔走することに―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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前作より好きかも
2022/09/19 04:38
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作から一新。
前作舞台となった乙女ゲーム続編、隣国で起きる前作より世代が後の話。婚約破棄断罪劇の前日に乙女ゲームのヒロインに転生していることに気付いた主人公。
自分が逆ハーレムルートを攻略間近なことを理解し、身分が低く高位貴族から悪評の多いヒロインが王太子妃になる問題を冷静に考え、それを乗り越えようと思うほど彼らに愛はないと判断。
全てのフラグをへし折るために行動する話。
前作同様面白かった。
悪役令嬢が主人公だった前作と違って、主人公はヒロインで金も権力もなく前作のような根回しができないのにと心配だったが、そこはヒロイン力の本領発揮で、巧みな手腕で攻略対象達を宥めすかして誘導し、できる限り望む形に話を持っていって遠ざけるという話術がすごかった。
前作では唯一ヒーローが後半からいきなり出てきて話を持っていったのが面白くなかったんだけど、今作のヒーローはずっとヒロインを傍で支えてきた従者で、今回のフラグクラッシュも全部説明して頼って二人で乗り切るという展開で違和感もなく満足。
悪役令嬢も転生者で隣国王子とくっついた展開は余計だった気がするけど、前作との繋がりも既読読者へご褒美くらいの関わりで良い塩梅だった。
自業自得...
2023/01/20 15:50
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ2作目。
1作目が面白かったので購入しましたが、今作は好みじゃなくノツコツしながら読み終わりました。
卒業パーティまでの残る二十四時間でざまぁ回避に奔走するのは前作と同じ設定なのですが、読んでてモヤモヤした。
いくら記憶を取り戻す前の自分がした事だといえ、それだけの事をしてきてたんだろ?と思えてしまい、終始「ざまぁされればいいじゃん。自業自得!」と思えてしまい全く楽しめませんでした。
「駆け落ち」ってアンヘラとエドガーに逃げられた場面では、カルロスがちょっと気の毒に思えたわ。(決してカルロスが好きな訳ではない)
やりたい放題しといて、自分のざまぁ回避の為にカルロスを生贄に差し出して自分は上手く逃げた...って思えてしまった。
なので、エドガーもそんな風なアンヘラのどこに惚れたのか理解できなかった。
読んでて誰一人、感情移入できるキャラも、好きだと思えるキャラが居なかったし。
私には合わなかった...という事で。
読み切るのに時間はかかったけど、最後まで読み切ったので評価は★2つに。