- 販売開始日: 2022/10/11
- 出版社: 毎日ワンズ
- ISBN:978-4-901622-95-0
日本二千六百年史 新書版
著者 大川周明
本書に収めたのは昭和14年に発売された大川周明著「日本二千六百年史」の初版本であるが、同書は発売早々ベストセラーになったものの、源頼朝や足利尊氏を讃え、徳川幕府を高く評価...
日本二千六百年史 新書版
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商品説明
本書に収めたのは昭和14年に発売された大川周明著「日本二千六百年史」の初版本であるが、同書は発売早々ベストセラーになったものの、源頼朝や足利尊氏を讃え、徳川幕府を高く評価していることを問題視した軍部や右翼の一部から「国体違反」「不敬」などの批判が浴びせられ、発禁の告発を受理した検事局から削除と訂正を求められた。このため昭和15年からは改訂版となり、問題の箇所は削除された。そこで本書においては、改訂版で削除された不敬罪違反部分をあえて傍線で示し、読者の参考に供することにした。ちなみに改訂版は戦後、今度はGHQによって追放図書に指定された。
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いつの世も弾圧が国を危うくする
2017/10/27 10:34
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり右寄り思想の著者につき、その事実や解釈の真偽に多少疑義の残るところはあるが、日本の歴史のおさらいには結構役立つ書。漢字クイズ(読み方)にも有用。
思っていたより中立な歴史観
2019/01/28 14:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の日本史の知識では、この方は五一五事件にも関係したがちがちの右翼であったと思う。この本を読む前には、かなりきつい皇国思想が歴史の中に盛り込まれているのであろうという先入観を持っていたのだが、あまりにも的を射ている歴史観に驚かされた。承久の乱で後鳥羽院を島流しにした朝敵の中の朝敵であるはずの北条泰時を「よく心を治国平国家の道に潜めたのであったが、わけても吾らをして感嘆に堪えたえざらしむるものは泰時の政治である」と、すなわち敵ながらあっぱれと絶賛しているのである。また足利尊氏をも「武家の棟梁として、あの行動は仕方なし」というスタンスで論じている。なかなかの人だ
削除された「不敬罪違反」部分って
2018/06/14 16:21
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Bu - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ不経済違反に当たるのか分からない内容かつ削除された部分がわずかしかなく、誇大広告気味の内容でがっかり…