- 販売開始日： 2022/10/20
- 出版社： 笠倉出版社
- レーベル： Cross novels
- ISBN：978-4-7730-6356-1
オメガになった王と剣闘士～ビッチング・キング～【特別版】(イラスト付き)
【特別版／書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録！】アルファの王子・レヴィアスは王位継承の最中、アルファだけが受ける死の呪いにかけられた。呪いを解く方法は...
オメガになった王と剣闘士～ビッチング・キング～【特別版】(イラスト付き)
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商品説明
【特別版／書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録！】
アルファの王子・レヴィアスは王位継承の最中、アルファだけが受ける死の呪いにかけられた。呪いを解く方法はただ一つ。レヴィアスより優れたアルファの男に発情状態で抱かれオメガへ変性させるビッチング。閨の相手に選んだのは身分は低いが強くたくましい剣闘士・ルーク。闘技場で一目見た時から心惹かれた美しい男。彼とまぐわうためだけに用意した塔の寝室で身も心もアルファからオメガに変わるため、本能のままに貪りあう日々が始まって……。
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「バース転換」
2022/11/02 18:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の内容は、西野先生のいつもの通り、やや過激。
（バース転換）のキング。
bitchって、雌犬という意味だけど、
進化と発展が著しいBL界では「バース転換」の意味。
なによりも、良かったのは、笠井先生の挿絵。
血管の浮き出し方とか、骨格や筋肉の付き方等のデッサンが素晴らしい。
そして色使いもいつもと違って柔らかい。
写実的で緻密な挿絵や口絵にとても満足。
挿絵が良いと、物語を読んで脳内妄想世界が充実する。
脳内で、物語のキャラが動画のように動く。
電子版を購入したけど、笠井先生の絵を楽しむ為に紙本も購入したい。
笠井先生の描写、配置や色使いは、
江戸時代の浮世絵を参考にしているように思う。
バース転換を受け入れる王としての矜持
2024/08/22 05:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
オメガバースもの
ビッチングとは「バース転換」とのこと。
このジャンル色々なものが出てきてついていけない気持ちもありますが。
呪いを受けたアルファの王子レヴィアスが
呪いを解くためにビッチングでオメガになるために選んだ相手が剣闘士ルーク
作者さんらしい濃厚なシーンが展開されます。
というか全編それで彩られています。
レヴィアス呪いをかけられた理由、その首謀者、剣闘士ルークの正体
王道的な展開ですが、物語がすんなりと落ちてきます。
多分レヴィアスの王子（王）として矜持
立場故の責任と強さがお見事だからでしょう。
（そういう強さをもっていながらの閨の姿はエロさ120％）
物語のうまさの底上げをしているのはやっぱり挿絵の麗しさです。
これは笠井さんの画力が物語の質を底上げしていますね。
底上げされる筆力があってこそなのですけどね。
☆3.5（+0.5は挿絵分）
