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朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女
著者 白川紺子
姿を消したはずの国の護り神、千依神が現れ、正式な朱華姫となった蛍。御召人である柊にますます甘やかされ、自分が弱くなっていくようで蛍は戸惑いを覚えていた。そんな中、蛍に対す...
朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女
朱華姫の御召人 下 かくて恋しき、花咲ける巫女 (集英社文庫)
商品説明
姿を消したはずの国の護り神、千依神が現れ、正式な朱華姫となった蛍。御召人である柊にますます甘やかされ、自分が弱くなっていくようで蛍は戸惑いを覚えていた。そんな中、蛍に対する嫌がらせが相次ぐ。自分たちで犯人をつきとめようとするが、ある時、蛍の秘密――腰の痣が白日の下に晒されてしまう。母の言う『禍』とは何か、出生の秘密が暴かれるとき、帝の宮で一体何が起こるというのか? 虐げられてきた少女が知る、真実とは!? 和風ファンタジー、完結巻!
目次
- 第一章 嵐の予兆/第二章 花園の秘めごと/第三章 禍/第四章 亡国の皇女/第五章 誓約/第六章 花咲ける巫女
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紙の本
本物の巫女
2023/01/09 19:15
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
国の守り神に仕える巫女に選ばれ、神が見えない偽者巫女だった蛍は神が現れ、本物の巫女となった。その上 先帝の子供であったことも判明していく。その中で皇后が恐ろしい人であると露呈する。穢れの神に祟られて不死の身の柊と、仲を深めていき、穢れの神も清き神も同じ場所から産まれたと気付き、両神からの信頼を手にする。壮大な気持ちの良い神物語です
紙の本
優しい終焉
2022/12/09 14:20
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:へくたあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一時はどうなるかとハラハラしたけど、終始甘々の蛍と柊だから大丈夫かなとおもってました。その通りに完全ハッピー・エンドで大満足! 個人的には、最後は幸せを感じたいので、すごく好きな終わり方です。
紙の本
期待値高めすぎたかも
2023/06/05 00:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
正式な朱華姫となった蛍。
血生臭い嫌がらせをされたり、後宮の蛇が画策する陰謀に翻弄されたりしながら、神と向き合って事態を解決するまで。
えーっと、なんで帝は后が怪しい行動してたのに放っておいたんだろ?
証拠がなかったから?
嫌がらせをしてた犯人と理由は理解したけど、あの指混入事件も犯人がやった嫌がらせなの?
中盤から終盤で私の中の柊株が大暴落したんだけど、回復しないままだったので、恋愛物としては微妙な気持ち。
ただ後宮の烏との繋がりを考えるに、恋愛ものよりも神様と人の付き合い方の話って思った方が楽しめるかも。
神様は生まれた時からその力の在り方が決まっているから、曲げられなくて衝突したりするのかもなぁ。
だから人が知恵を絞って、妥協点を探して祀るのかもしれないな、と思った。
蛍が選んだ穢れの神にも寄り添う道は悪くないと思う。
それ以外の結末に関しては、ちょっとそれってどうなの、という気持ちが拭えないけど……。
紙の本
更に続編が読みたい!
2023/02/23 09:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
朱華姫になった蛍が先帝の娘であると露見し,后と対峙して打ち勝ち,ハッピーエンドに至るまで。この小説はこれで完結のようですが,皇太子になった蛍のその後も読んでみたかったです。
蛍は帝から柊か萩のどちらかと結婚するようにと言われていましたが,一夫多妻制の世界のようなので,どちらか一人を選ばず多夫一妻でも良いのではないかしらと思いました。もちろん蛍は柊だけが良いと言うのでしょうけど。