- 販売開始日: 2022/12/06
- 出版社: 早川書房
- ISBN:978-4-15-210192-1
転生令嬢と数奇な人生を5 皇位簒奪【電子書籍限定 特典イラスト付】
【電子書籍限定 特典イラスト付!】使命もチート能力もなかった転生令嬢カレンは、様々な出会いを経て、転生仲間から託された使い魔と共に皇太子ライナルトを助け、邪智暴虐の皇帝を...
転生令嬢と数奇な人生を5 皇位簒奪【電子書籍限定 特典イラスト付】
商品説明
【電子書籍限定 特典イラスト付!】使命もチート能力もなかった転生令嬢カレンは、様々な出会いを経て、転生仲間から託された使い魔と共に皇太子ライナルトを助け、邪智暴虐の皇帝を倒す計画に協力することになった。熾烈な皇位争いに決戦の時が訪れるクライマックスの第5巻。書き下ろし短篇付。
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終わったようで終わってない!
2022/12/11 02:09
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
皇帝と皇女が手を組み、箱の再封印をして皇太子ライナルトを排除しようと動き出した一方で、カレンは彼に助力をする。
ついに皇帝とライナルトがぶつかり、タイトル通りの皇位簒奪を成し遂げ、一巻から続く多くの騒動が(カレンの恋を除き)終息する五巻目。
webで完結まで読んでいるせいで何を言ってもネタバレになりそうな気もして上手く言えない。
半精霊シスやっぱ推せるなぁとか、ライナルトまじで悪役ムーブがすごくてカレン視点のヒーローじゃなかったら好きになれなかったということを読み返したら実感してしまった気がする。
そして、web版読んでたときは気持ち悪いとさえ思ったリューベックさん、読み返すと思いの外好きだったな、と寂しさを覚えた。
カレンは、あの人は本当のカレンを愛してたわけじゃないみたいな結論を出してたけど、でも最期の瞬間に眼前の脅威から目を逸らすような性格じゃない彼が、初めて名前を呼んでくれたカレンを咄嗟に振り返ったのは、やっぱ恋だし愛だったと思ったわ。
アヒムもね!
いろいろ気付いたことはあるけど語りすぎ難しい。
相変わらず通常の倍くらいの分量のおかげでとにかく語るべきことが多すぎる!
徹底してライナルトしか見ないカレン、ライナルトが完全に悪役思考なせいで恋に溺れて自らも周囲も破滅に堕としていく悪女に見えてきたわ。
実際、二人ともそういう立ち位置なので、もしかしてこれこそが本来の悪役令嬢転生なのでは?と思うほど。
書き下ろしの、シスとシスティーナの過去はなんかもう苦しみしかなくて泣いた。
もう片方が糖度高めかと思えば上げて落とす塩対応。
まったくライナルトってやつは読者の期待値を振り回すのが上手くて困るわ。
この場合は作者が、かもしれないけど!