- 販売開始日: 2023/03/10
- 出版社: スクウェア・エニックス
- レーベル: ガンガンコミックス
- ISBN:978-4-7575-8465-5
裏世界ピクニック 10巻
著者 原作:宮澤伊織 , 作画:水野英多 , キャラクター原案:shirakaba
『サンヌキカノと申します』。「サンヌキカノ」を名乗る老婆の怪異に対峙する空魚の策とは!?そして、空魚と鳥子に付き纏う「閏間冴月」…!!ふたりを襲う最大の脅威〈ウルミルナ〉...
裏世界ピクニック 10巻
商品説明
『サンヌキカノと申します』。「サンヌキカノ」を名乗る老婆の怪異に対峙する空魚の策とは!?そして、空魚と鳥子に付き纏う「閏間冴月」…!!ふたりを襲う最大の脅威〈ウルミルナ〉とは?表に出せない感情同士が激突する、女子たちのサバイバル!原作者・宮澤伊織氏描き下ろしSSを特別収録!!
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人間兵器「カラテカ」を起動し〈サンヌキカノ〉騒動解決?!…からの、自己責任系の怪談投稿動画を調べていたら新たな災難に巻込まれ…「ASMRカルト怖ぇぇぇぇ!」展開で特に小桜の身を案じてしまう物語10巻目
2023/10/12 16:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻の漫画本編ラスト第51話「サンヌキさんとカラテカさんI」で、
空魚の大学の後輩空手家少女瀬戸茜理から、
茜理の幼馴染市川夏妃が直面し困っているという〈サンヌキカノ〉騒動
について相談受けた空魚と鳥子が、
実際に夏妃の実家の自動車整備工場を訪ね…
な〈サンヌキカノ〉騒動対処顛末が描かれた第52話と第53話、
騒動後に、夏妃と交した「きっかけの心当たり」についての会話から、
自己責任系の怪談投稿動画を騒動開始前日に視た、
という話が出て、その投稿主が、ルナ様=ウルミルナ、と聞いて、
「閏間冴月」を連想した空魚と鳥子は、
小桜にもその件を伝え、謎の「ウルミルナ」の投稿動画について調べ始めるが…
深まる謎と意図的?偶然?なトラブル襲来展開…
が描かれる
第54話「ささやきボイスは自己責任I」~第56話「ささやきボイスは自己責任III」
…という第52話~第56話までの漫画本編内容、
と巻末に、
原作者である宮澤伊織書き下ろしSSである8頁+3行の掌編エピソード
間章「自己嫌悪で暮れてゆく」
が収録されていて、今回の掌編は、漫画本編第55話「ささやきボイスは自己責任II」
で、それまで散々探しても動画があった痕跡のみで、
動画自体は削除されて見付けられなかったのに、突然、
「潤巳るなの囁き怪談 青い目の女」という4分30秒の投稿動画が検索に引っかかり…
その自己責任系動画を、
念の為に、空魚が独りで視て、小桜と鳥子は暫し別室で待機…
という、別室で待機中の小桜と鳥子の対話と、
小桜視点の胸中等を描いて漫画本編の内容を補完するSS。
とりあえず、今巻前半部分の〈サンヌキカノ〉騒動で、
新キャラ「市川夏妃」が、
そして中盤以降の「ウルミルナ」について調べる流れで、
新キャラ「潤巳るな」が登場。
…あ、そう言えば今巻は、
〈裏世界〉と表世界の中間領域、での騒動解決展開、
と、その後は、現実の表世界での展開で、
収録話の中で一度も〈裏世界〉に入っての描写がなかった巻だったね。
但し、〈裏世界〉の深部と繋がっている「閏間冴月」の影がずっとチラつく、
そういうサスペンス展開、ではあったけど。
あと個人的な印象では、
空魚が何度も右目の能力で、「閏間冴月」の姿をあちこちで確認している…
という描写があるけど、その全てが、本当に、
ソコに本当に「閏間冴月」がいるんだけど空魚にしか見えていない、
というモノなのか…
全てがそうではなく、空魚が心理的に「閏間冴月」の存在を意識し過ぎる余りに、
空魚側の心理要因で脳が勝手に幻影を見せている、
という場合も混ざってるんだけど、空魚にはその識別が出来てないのではないか?
と素朴に思ったりしてるんだけど…
…それはそうと、今巻は前半の騒動から中盤以降の展開で、騒動をまたいで、
どんどん怖さと不気味さ緊迫感が増し続ける展開で、
収録分の漫画本編を読み終えての印象は、「ASMRカルト怖いな」
という部分一色になってしまった感じ。
ともかく、
この続きの展開…空魚と小桜はどうなってしまうのか、
鳥子はどうするのか…この騒動を乗切れるのか?
ってことで、早く読みたいな…ってことで、引続き読み続けようと思います。
怪異より恐ろしいのは...
2023/03/12 18:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
サンヌキさんの続きと閏間冴月に関する...
サンヌキさんの方はいつも通りと言えば、いつも通り。
被害にあっている夏妃ちゃんとそれを助けたいカラテカ茜理ちゃん。
今回の最終兵器は鳥子ではなく...空魚の目により、タガが外れた...
そう言う使い方があるのか。
多用するとまずいことになりそうですが。
後半、閏間冴月に関するストーリーは、今までと趣の異なる展開。
巻き込まれるカリカリ小桜。
危険な配信者、ウルミルナの正体とは。
彼女たちと同類のチカラを操る相手の目的は。
大分、緊迫した状況。
怪異以上に危険なのは。
違う恐ろしさがあるな、今回は。