桶狭間で死ぬ義元
著者 著者:白蔵 盈太
強い今川家を目指し、検地や寄親・寄子制を導入するなど制度改革を行い、風通しが悪くなった古臭い家風を変えようと、当主として懸命に歩む義元。今川の東に北条、北に武田、西に織田...
桶狭間で死ぬ義元
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商品説明
強い今川家を目指し、検地や寄親・寄子制を導入するなど制度改革を行い、風通しが悪くなった古臭い家風を変えようと、当主として懸命に歩む義元。今川の東に北条、北に武田、西に織田という群雄割拠の乱世において、義元はいつしか「海道一の弓取り」と称されるようになる。甲相駿三国同盟を成立させ、今川家最大の繁栄をもたらした名武将は、篠突く雨の桶狭間で最後に何を想うのか。
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知っているような人生
2023/05/07 22:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:花茶書肆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時は戦国。主人公は、上の世代に翻弄され、同世代との力関係に腐心し、下の世代は意味不明。
どこかで見たような人生だ。
人の悩みとは、いつの時代も似たようなものよの。
この話で初めて「信長が」だの「家康が」だのという話は戦国終盤だということを知った。
書きにくい主人公なのに
2024/05/02 08:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者自身があとがきでも書いていたように、今川義元とは日本史の中でも屈指の書きにくい主人公だと思う。寺の小坊主時代からの成長を丁寧に描きあげている。時代小説なので今川義元が家中の反対を押し切ってXXXという政策を実施した というようなエピソードが欲しかったと思った。確か「今川仮名目録」の改定をやっていたはずなのだが。