ユア・フォルマVI 電索官エチカと破滅の盟約
著者 菊石まれほ(著者) , 野崎つばた(イラスト)
令状のない電索の咎で謹慎処分を受けたエチカ。しかしトールボットが存在を明かした「同盟」への関与が疑われる人物の、相次ぐ急死が発覚。検出されたキメラウイルスの出所を探るため...
ユア・フォルマVI 電索官エチカと破滅の盟約
商品説明
令状のない電索の咎で謹慎処分を受けたエチカ。しかしトールボットが存在を明かした「同盟」への関与が疑われる人物の、相次ぐ急死が発覚。検出されたキメラウイルスの出所を探るため、急遽捜査に加わることに――。
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いよいよ
2023/11/03 01:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFを読むうえでのひとつの醍醐味、
世界の線引きがいよいよ顕在化。
思っていた以上に極端な構図で、
それだけだとちょっと好みとは外れるところではあったけれど、
この巻のラストの展開はかなり熱い展開で引き込まれた。
こ、ここで終わるんか~い!
2023/10/15 01:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間そっくりのロボット、アミクスのハロルドと、人の機憶に潜って捜査をする電索官エチカのバディものもついに6巻目。
「同盟」について調査をしながらもハロルドとの別れの気配に、割り切ったようで割り切れないエチカ。
しかし調査対象者が次々に死んでおり、同盟のを追い詰めたと思えば追い詰められてしまうエチカ達。
そして同盟の関係者となっていたレクシー博士によってついにハロルド達RFモデルの秘密が白日の下に晒されるまで。
このシリーズ結構な絶望展開になってから逆転が多かったので、絶望展開で終わって次回へ続くのはもどかしい!
しかしもどかしいのは大枠の展開だけでなく、主役二人の関係もだよ。
RFモデルがロボット三原則に囚われないとはいえ、すごく自分のエゴで動くのがハロルドの方で、エチカはハロルドを気遣って遠慮しちゃうのすごく皮肉。
皮肉といえば、完璧に人間に似せた思考を持つハロルドが、その人間らしさのせいで合理的な行動をとれなくて、機械に似せようとする展開もすごく皮肉がきいてていいなー。
まぁハロルドがレクシーと二人で話したい説得してみせるっていった根拠は全然理解できなかったけどね。
あそこだけ強引で残念だったなぁ。