電子書籍
ある設計士の忌録(5) 地怪
著者 鯛夢
町の工務店に時折舞い込む「ブラック案件」。“先生”と呼ばれる男は、法外なギャラと引き換えに、呪詛(じゅそ)や霊力がうごめく土地建物の、闇に包まれた秘密を解き明かしていく。...
ある設計士の忌録(5) 地怪
ある設計士の忌録 5 地怪 (HONKOWAコミックス)
商品説明
町の工務店に時折舞い込む「ブラック案件」。“先生”と呼ばれる男は、法外なギャラと引き換えに、呪詛(じゅそ)や霊力がうごめく土地建物の、闇に包まれた秘密を解き明かしていく。屋敷の建て替えで明らかになる秘密とは……!? 因縁の土地にまつわる全7作を収録。
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紙の本
次の世代
2023/09/20 13:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
待ちに待った最新刊。
人の世の影にある割り切れない何かを垣間見る一冊。
相変わらず気安く使われる工務店さん(笑)
トラブルだらけです。
「恵比寿さま」
あの瑠子さんでも対処できないクセのある神様。
恵比寿信仰絡みかな?
「住宅地の鳥居」
バブル期の地上げの末?
何かか起こったらしい住宅地。
…触らぬ神に祟りなし。
「地怪」
旧家の地下には…跡継ぎさんの肝が座っていて良かった。
「螺旋怪談」
建築士って怖い。敵にまわしてはいけない。
「影」
…あの人はあの空間でずっとあの状態のままなのか。
これは怖い。
「踏んではいけない」
ごくさりげなく生け贄を差し出す仕掛け。
関先生も塩漬けにしておく以外ない。
これが今も日本のどこかにある。
「紋様」
親切心が仇になったエピソード。
相手は関先生の事務所まで乗り込んできた。
それに対応しようとした女性は…
関先生の跡継きでしょうか。
少しずつ次の世代への布石が打たれているのかもしれません。
電子書籍
家絡みの怪異
2023/09/21 17:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。人間にはどうしようもない怪異と、人による怪異の話。話としてはあっさりしているものもあるのだけれど、これ以上は知らない方が良いというのが如実に伝わってくるので、じわじわと怖くなる。合間合間の描き下ろし解説がありがたいというか、癒やしページになっているというか…w