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王と后 (四) 故郷の昏い真実
著者 深山くのえ(著) , 笹原亜美(イラスト)
天羽一族が隠すおぞましい秘密とは!? 後宮女官の和可久沙が、王殺害未遂の嫌疑で捕縛された。だが和可久沙は利用されただけであり、そこにはかつての王、三実の謀略が隠されていた...
王と后 (四) 故郷の昏い真実
05/02まで通常693円
税込 485 円 4pt王と后 4 故郷の昏い真実 (小学館文庫 キャラブン!)
商品説明
天羽一族が隠すおぞましい秘密とは!?
後宮女官の和可久沙が、王殺害未遂の嫌疑で捕縛された。だが和可久沙は利用されただけであり、そこにはかつての王、三実の謀略が隠されていた。淡雪が后になった当初から淡雪を敵視し、冷たい態度をとり続けていた和可久沙だったが、淡雪は和可久沙を守るために奔走。天眼天耳の力を使って三実の真意を探ろうとする。
そんな中、同じ天羽の一族で、ずっと行方知れずになっていた本家の娘が、理古と名前を変えて都で暮らしていることを淡雪は知る。理古の辛い過去に心を痛めていた淡雪は、現在の姿に安堵。その話を聞いた鳴矢は身分を隠して理古に会いにいくが、理古は鳴矢に気になる言葉を告げた。やがて淡雪は、天羽の里に隠された恐ろしい秘密を知ることに!?
七十年前に起きた天羽家の離反の真相。かつての王たちによる策謀。そして古来より千和の国を守ってきた『術』にかかわる真実。数々の謎を巡り、鳴矢たちは真相を探り始めるが……。
神話に由来する八家と禁断の恋。和風王宮ファンタジー第四弾登場!
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続きを早めに!
2024/03/04 12:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎がいくつもあるけど、天羽家が都を離れた理由が分かった。
鳴矢の父親が殺された時の状況や、静樹王と恋人が何を探ってたのかもうっすら判明。
名前しか出ない登場人物が多いし、8家中心の物語なのであちこち繋がってて、早目に五巻を出してくれないと忘れそう。
完結してから読み始めることをおすすめします。
紙の本
ヒーローの行動が好みからはずれていく
2023/12/26 04:44
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
【ネタバレ】
前王や三実王の企みを調べる中で、淡雪はかつて里から逃げた天羽の娘を発見する。
彼女と接触したことで天羽が離反した理由が判明する四巻目。
いやー、真相が俗物的というか小者すぎてちょっと笑っちゃったけど、やってることは最低なのでさっさと力を失って滅んだ方がいいな天羽。
鳴矢の実父の死が王らの陰謀や天羽の因縁とも絡んでいそう。
静樹王の恋人とやらって、本当は殺された兄の方で、命じたのは三実っていうパターンなんだろうか。
三実が天羽に戻ってきてほしくない理由は謎だけど。
鳴矢が中継ぎではない王になる決心をしたのも良かった。
二人が結ばれたのは良かったし、鳴矢が淡雪を不安にさせないほど過剰に愛情表現しているのは微笑ましいし、良いヒーローだな、と思うんだけど。
個人的には時と場所を考えずサカって、ダメだって言われても痕残そうとする我儘色魔ヒーローは苦手だ。
それに、なんだかんだ鳴矢が自分を抑えきれずに発情して淡雪に手を出して、淡雪もちゃんと言いたいことは言わないと、と思いながら流されたところで終わる場面転換があまりにも多い。
一冊一回くらいにしてほしい。
ベテランなのにこんなワンパターン多用していいのだろうか。
飽きる超えて引いちゃう。
話自体は謎が謎を呼ぶ感じでとても面白いし気になるし、ヒーローヒロイン完全固定で横槍もなく、可哀想な当て馬も登場しない恋愛ものなのに飽きさせない展開は非常に上手いと思う。
こんなところで私の中のヒーローの株が落ちてしまうのが惜しくて残念でならない。