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野火、奔(はし)る
著者 あさのあつこ(著)
小間物問屋『遠野屋』の主、清之介は、嵯波の紅花産業に莫大な金を注ぎ込んできた。その紅餅を積んだ船が突然消えた。さらに奉公人のおちやにも騒動が起きる。事件が続くことに北定町...
野火、奔(はし)る
野火、奔る (「弥勒」シリーズ)
商品説明
小間物問屋『遠野屋』の主、清之介は、嵯波の紅花産業に莫大な金を注ぎ込んできた。その紅餅を積んだ船が突然消えた。さらに奉公人のおちやにも騒動が起きる。事件が続くことに北定町廻り同心、木暮信次郎と岡っ引、伊佐治は不審に思う。次々と『遠野屋』に降りかかる不穏な動き、清之介に纏わりつく、血の臭い、底なしの闇。ニヒルな同心信次郎、元刺客の商人清之介。尋常ならざる男と男がうねり合う「弥勒シリーズ」第12弾!
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業
2024/01/25 13:47
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
あさのあつこは人間の業を追い求める書き手である。
人斬りとして天賦の才を持つ遠野屋
事柄の裏の裏まで見透す信次郎
聡明で家族に恵まれながらも真実を求めずにはいられない伊佐治
この三人はそれぞれ深い業の持ち主
彼らの業が絡まり合うこの物語から目が離せない。
今回のラスト 信次郎の元を訪れたら客は…
遠野屋と信次郎の全面対決に発展しないといいが。