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藤原広嗣
著者 北啓太
藤原四子の一人、式家宇合(うまかい)の嫡男に生まれ、官僚として出世街道を歩むが、突如大宰府に左遷。その後、僧玄ボウ(げんぼう)と吉備真備(きびのまきび)の排除を訴える上表...
藤原広嗣
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藤原広嗣 (人物叢書 新装版)
商品説明
藤原四子の一人、式家宇合(うまかい)の嫡男に生まれ、官僚として出世街道を歩むが、突如大宰府に左遷。その後、僧玄ボウ(げんぼう)と吉備真備(きびのまきび)の排除を訴える上表文を提出し、九州全土の兵を集め蜂起するもあえなく敗死する。両軍それぞれ一万人以上、奈良時代最大規模と言える内乱の首謀者となった生涯に迫り、死後怨霊として伝承となった姿にも説き及ぶ本格的な伝記。
目次
- はしがき/家系、一族(父宇合と藤原氏一族/母国盛と石上氏一族)/誕生、成長、出身(広嗣の誕生とその時代/広嗣の成長の時代/広嗣の出身と疫病大流行)/五位貴族として(政権の転換/広嗣の登用/玄ボウと真備/大宰少弐遷任/大宰府/広嗣の乱前夜)/藤原広嗣の乱の勃発(乱のはじまり/『松浦廟宮先祖次第?本縁起』所載の広嗣上表文/上表文の真偽/広嗣の主張と乱の発生過程)/乱の展開と終息(豊前三鎮の陥落/板櫃川の戦い/広嗣の最期/乱の処置、乱の背景)/乱後の世界(行幸から遷都へ/その後の玄ボウと真備/広嗣の弟たち/広嗣の妻子について)/伝承上の藤原広嗣(広嗣怨霊の生成/広嗣説話の発展/『松浦廟宮先祖次第?本縁起』/その後の広嗣説話と信仰)/藤原広嗣関係系図/皇室略系図/略年譜
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紙の本
彷徨五年のきっかけ
2024/05/09 16:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
奈良時代、聖武天皇の彷徨五年のきっかけとなった藤原広嗣の乱。当時の藤原氏の立場や官僚制度などから詳しく説明される。九州の地理や伝承も含めて、実に興味深い。
紙の本
興味深い人物
2024/01/04 10:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤原 広嗣は藤原不比等の孫、藤原式家の祖である宇合の長男。藤原氏の地位の低下を憂いて勤務地の大宰府で反乱を起こしました。737年、時は天然痘の大流行、中国から遣唐使が持ち帰ったといわれています、あれ、どっかで聞いたような話