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  • 販売開始日: 2024/03/07
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • ISBN:978-4-10-112105-5

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一般書

電子書籍

第四間氷期(新潮文庫)

著者 安部公房

現在にとって未来とは何か? 文明の行きつく先にあらわれる未来は天国か地獄か? 万能の電子頭脳に平凡な中年男の未来を予言させようとしたことに端を発して事態は急転直下、つぎつ...

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第四間氷期(新潮文庫)

税込 781 7pt

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商品説明

現在にとって未来とは何か? 文明の行きつく先にあらわれる未来は天国か地獄か? 万能の電子頭脳に平凡な中年男の未来を予言させようとしたことに端を発して事態は急転直下、つぎつぎと意外な方向へ展開してゆき、やがて機械は人類の苛酷な未来を語りだすのであった……。薔薇色の未来を盲信して現在に安住しているものを痛烈に告発し、衝撃へと投げやる異色のSF長編。(解説・磯田光一)

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みんなのレビュー117件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

日本で最初の近代SF長編です。

2005/05/14 00:06

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者の安部公房氏はSF専門の作家ではなく本作の初出が岩波書店の雑誌というのも
時代というか何というか、、、。
でも日本初の近代SF長編が、この作品だったのは日本にとって本当に幸運でした。

「死にだえた、五〇〇〇メートルの深海で、退化した獣毛のようにけばだち、
穴だらけになった厚い泥の平原が、とつぜんめくれあがった。
と見るまに、くだけちって、暗い雲にかわり、わきたって、
透明な黒い壁を群らがって流れるプランクトンの星々をかきけしていった。」
(本文「序曲」より引用)

このような海底火山からの津波に幕を上げる作品ですが、
決して小松左京氏のようにスペクタクルになってはいません。
大型計算機による予言機械を作った勝美博士の主観で進展します。
彼の作り上げた予言機械は能力は高いのですが、社会を予言すると、
社会情勢に混乱を巻き起こしてしまうために予言は政治の介入によって
差し止められてしまいます。
せっかく開発しながら使えない状態を何とかするために勝美博士は社会ではなく
個人について予言しようとします。

犯罪などの反社会的行動を予言できれば政府もOKを出すだろう、と考えたのです。
しかし、無作為に被験者に選ぼうとした男が殺されてしまいます。
そして、容疑者だった女性も変死してしまいます。
このままでは男の身辺を調査していた勝美博士たちが犯人にされてしまうかもしれない!

勝美博士らは死んだ男からデータを抽出し予言機械によって犯人を捜査しようとしますが、、、。
得られた情報は、大掛かりな胎児売買組織の情報や生体改造などの謎めいた断片だけでした。
これらの情報は何を意味しているのか?
犯人は誰なのか?
かかってきた謎の脅迫電話の正体は?
勝美博士は過酷な運命に巻き込まれていきます。

このようなミステリーともSFともつかぬ作品です。
ミステリーの骨格を持ちSFの外見を持ちながら、
勝美博士の一人称という純文学のルールで作られています。
情報は小出しに与えられ、どこに導かれていくのか?

この作品だけでなく安部公房氏の作品には、いくつかのキーワード、世界観があります。
「境界線」「エリートと落伍者」「本物と偽物」「無名性、匿名性」
「実存の等価性」などなど、、、。
実際には組み合わされて登場してきます。

この作品では「現実と予言の境界線」が表面的なキーワードです。
不幸を予言された人間が予言通りの行動をとるものでしょうか?
予言が回避されるものだったら予言に価値はあるのでしょうか?
そして後半に登場する未来での「エリートと落伍者」の対立。
社会的にではなく物理的に落伍してしまった人たちに救いや満足は存在するのでしょうか?
読んでいて辛く考えさせられる一面もありますが、ディック氏の作品のように
世界の崩壊していく感覚がタマラナイのも確かです(笑
ちなみに安部氏の作品の中では本作が最も初心者向けというか、分かりやすいというか、
入門用には最適です(笑

安部公房氏を知らない方はいませんよね?
念のために、、、。
終戦を満州で過ごし、無政府状態を切りぬけ日本へ帰国。
東大医学部出身にして純文学作家(主流の私小説は無縁ですが)。
無国籍作家とも称されますが、芥川賞、フランス最優秀外国文学賞など
内外で大変高く評価されている作家です。

1958年、岩波書店の雑誌「世界」が初出です。
私は早川書房の世界SF全集で読みました。
その他、全集やら単行本やらありましたが、
書店で確実、手軽に入手できるのは新潮文庫のみです。

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紙の本

現実世界への取材と逃避

2002/07/14 07:08

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:北街公国 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かねてよりSFというジャンルにあっては、題材や内容、展開に作家個々人の差はあるものの、テーマに共通するところがある。すなわち現実の世界で繰り広げられていることやものへの逃避だ。空想を言語化するという意味では、ほとんどの小説は同じであるから、例えばジャンルというものを分けるとするならば、どの学問領域に取材し、かつどの時代背景を利用するかによって、それぞれの小説を分類できる。その時、SFは今に取材し、そこから考えうる未来なるものの世界に読者を誘うものといえそうだ。今現在に注意を促し、ありありと見せ付けられる現実に迷い込ませ、溺れてさせていく感覚に息詰まりそうになった頃、ふと頭をよぎるであろう逃避の思考、それこそがSFであると思う。このことを簡潔にして無責任にも、未来を待ち焦がれる感情と言ってしまえばそれまでである。しかし、実際には現実が全く途切れ、改竄されることもなく続くという結論が待っている。逆説的ではあるが厭世的になってしまいそうな事件の連続が、SFの醍醐味であろう。さて、安部公房の「第四間氷期」は、まさに上記SFの本質を的確に突いた傑作である。そこには、現実から隔絶した未来なるものが引き起こす悲劇が綴られている。未来の無条件的到来とそれへの期待に明け暮れ、出口が見出せなくなってしまった方には一読していただきたく思う一冊である。

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紙の本

災害パニックものかと思いきや

2020/07/13 15:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

巨大な海底噴火の津波が日本を襲う・・・てな感じで始まるのですが、
災害パニックものかと思いきや、空想SF小説でした
思っていたのと違う内容でしたが、雰囲気がなんともいえず面白かったのでよし!

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紙の本

良くない未来も予言を受けたら信じられるか。

2020/05/11 20:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る

奥さんの中絶手術の事態を知った衝撃と言ったらなかった。そこからは、もう急速に目が離せなくなって、ようやくSF小説だって気がついた。人権問題や温暖化による海面上昇の問題、いろんな要素がこんなに綿密に描かれていて、ああそうか。と納得させられてしまうほどの順序立てたお話が本当に素晴らしい。エラを発生させる人体実験はわからないけれど、実際に、海の中に住むという構想自体は進んでいるらしいよ。

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2004/10/05 04:57

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2004/11/14 21:22

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2005/07/22 00:08

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2005/10/19 12:56

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2006/01/24 17:03

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2006/11/09 15:06

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2007/02/02 09:40

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2007/04/27 01:44

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2008/02/02 14:05

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2008/01/23 22:25

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2008/05/05 13:39

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