やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ここ数年で一番面白かった話のような気がする、夢中で一気読みした。
ハラハラドキドキに加え、切なく胸の痛い思いもしたけれど最後は奇跡で感動。あぁここに繋がるんだと泣き笑い。戦記物としても十分なところをあえてBLに留めた感があり、贅沢な一冊。
奈良千春先生の絵がこれまた素敵で華を添えている。

蛇足になるのは承知で、続編か番外編を希望。このまま彼らとお別れするのは残念過ぎる。

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投稿者：まりもりんりん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とてもとても面白かったです、小中先生の作品の中で個人的には一番好きかもしれません。
自ら手を汚すのも厭わない奸計に長けた受さんが圧倒的にかっこいい、これは惚れるしかないって思いながら読んでました。
攻さん視点でのお話も見てみたい、無いのが悔しいです。
ラストも秀逸で本当に楽しめました。
1冊で完結しているのが本当に勿体無い一作、倍のボリュームで特装版みたいなのが欲しいです。

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投稿者：ほくとん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

受けが美しくてカッコよくて切なくて抱きしめてあげたい
生きる力が凄まじいのに生い立ちゆえに感情を切り離しながら進むので痛々しいです
外見も美麗ですが口が悪い（笑）そんなとこもいい　
ファンタジー異世界転生？のような設定で最初からのめり込むように読みました
とにかく受けが強烈なので逆に攻めの要素がちょっと弱く感じて残念
もう少し、なぜ好きになったかとか惚れた理由とか愛を十二分に囁いて欲しかったな
どう着地するのか？と思ってましたが、なるほど丸く収まりました
作者様の特徴ですがシリアスからハッピーエンドにするのが本当に上手いなと感じます

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

異世界召喚もの
始めタイトルとあらすじから思っていたのと違って「え？」ってなったことがあった。
「王子いる…」と。
てっきりもう転生したときには死んでいるかと思ってました。
そして、礼夜は王子に転生したわけではないので異世界召喚なのですね。
（とはいえ、現世では死んでいるだろうなので転生も間違いではない）
そんな彼が国を奪還する話
（王子の願いと礼夜の気持ちが切ないです）
そしてその中でのヴィダールとの恋の話
国を奪還する過程がすごく読み応えがあってのめり込むように読みました。
だからこそ「三つの城を陥落させて」からの話がさらりとしすぎてちょっと待て待てな気分になりました。
上下巻になっても良いからここはもっと読ませてほしかったなぁ（火薬云々とかラスボスとの闘いとか）
実は恋の話よりも国奪還の話に夢中になってたからこれはとても残念だと思います
もったいないなぁと。
終幕がとても良かったのでなおさらです。