- 販売開始日: 2024/05/22
- 販売終了日:2024/06/04
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-314218-1
電子書籍
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年6月4日】BLAME!(3) 新着
著者 弐瓶勉(著)
【無料試し読み閲覧期間 2024/6/4まで】極限まで発達したインターネット世界。 『感染前』の『ネット端末遺伝子』を求め、『統治局』への再アクセスを可能にするために何千...
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2024年6月4日】BLAME!(3)
閲覧期限:2024/06/04 23:59
BLAME!(3)
商品説明
【無料試し読み閲覧期間 2024/6/4まで】
極限まで発達したインターネット世界。 『感染前』の『ネット端末遺伝子』を求め、『統治局』への再アクセスを可能にするために何千フロアも超構造体を放浪するる探索者・霧亥(キリイ)。かつて生電社の主任科学者を務め、ネット端末遺伝子合成実験の失敗の責任を問われて生電社の地下に幽閉されていた女性・シボを救出した霧亥は、彼女と行動を共にする――。
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紙の本
巨大円筒状構造物
2002/01/16 03:59
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投稿者:トリフィド - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻から——サブタイトルをつけるなら「東亜重工編」とでもなるか——新しいシークエンスの始まりである。
シボと霧亥は、新たな階層へと至る。彼らは、はるか彼方に都市とは異質な巨大円筒状構造物を見る。この階層は、セーフガードが人々を殺戮しつつある危険な世界、霧亥は重力子放射線射出装置を持つ上位セーフガードに微小構成体を撃ち込まれ昏倒、彼らが危機に陥ったところを、円筒状構造物——東亜重工——の周りに住まう「植民者」の電基漁師に助けられる。
身長が低いここの種族の中では、霧亥でさえ巨人である。ちなみに、のんびりしていてなんともいい味を出している彼らは、椎名誠の『武装島田倉庫』からのキャラクターに由来するとのこと。
さて、この巻でも驚天動地の展開の大サービスである。霧亥は本来の機能を取り戻し、視野に映る表示の意味がわかるようになる。植民者のコミュニティはセーフガードの侵入により危機に陥り、そしてそう、この巻には、「怪獣大決戦」とでも呼びたくなる絵がある。このコミックでこんな絵を見ることになろうとは……もうどうにでもしてって感じである。
霧亥と上位セーフガードのバトルはすさまじい迫力だ。そしてすさまじい迫力のまま、話は次巻へとなだれ込むのである。