- 販売開始日: 2024/06/21
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-535755-2
ヒストリエ(12)
著者 岩明均(著)
エウリュディケ殺害計画はエウメネスの働きで阻止された。計画の首謀者でることが発覚した王妃オリュンピアスは故郷へと送られることになる。その途上で、フィリッポス王の暗殺部隊が...
ヒストリエ(12)
商品説明
エウリュディケ殺害計画はエウメネスの働きで阻止された。計画の首謀者でることが発覚した王妃オリュンピアスは故郷へと送られることになる。その途上で、フィリッポス王の暗殺部隊が王妃一行を襲う。王妃の護衛ネオプトレモスが応戦し、暗殺部隊は一人を残して撃退される。最後の一人は王子アレクサンドロスに似た顔を持つ男・パウサニアスだった。彼に王妃は興味を持つ。そしてそれが、後の歴史を大きく動かす!
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オリュンピアスすげー
2024/07/14 21:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルクス・アウレリウス - この投稿者のレビュー一覧を見る
フィリッポス暗殺さる。英主フィリッポスもついに焼きが回ったか、ややいつもの冴えが見られない。代わってオリュンピアスが躍動する。パウサニアスがこの巻の中心なのだろうが、主役を食う勢いだ。フィリッポスは移植手術を受けて再生するようだが、隻眼のアンティゴノスとしてディアドコイ戦争で活躍するのだろうか。フィリッポス時代のアンティゴノスやへファイスティオンの存在が完全に抹殺されてる設定変更はやややり過ぎの感があり抵抗はあるが、オリュンピアスやパウサニアス、アンティパトロスの描かれ方は、それを補って余りある。ただ、まだアレクサンドロスの東方遠征は始まっておらず、完結が危ぶまれる…。
急展開
2024/10/05 15:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みー - この投稿者のレビュー一覧を見る
マケドニア王が危うくなってきたなと思ったら今回ついに決定的な出来事が起こってしまい、急展開をみせます。オリュンピアスはやはり得体の知れない、容赦なく恐ろしい女性で、エウリュディケとのシーンは本当に読んでいて辛かったです。
このシーンだけでなく今回は特に印象的な画が多く、岩明先生は人の生き死にを凄まじい迫力で描くなぁと圧倒されました。
エウリュディケが命懸けで守った子どもとエウメネスとが、これこら歩み道は決して平坦ではないでしょうが、どうか心休まる日々が訪れてほしいと願わずにはいられません。