- 販売開始日: 2024/06/25
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: メディアワークス文庫
- ISBN:978-4-04-915736-9
後宮食医の薬膳帖4 廃姫は毒を喰らいて薬となす
著者 夢見里龍(著者)
後宮食医として懐妊した皇后の足の治療に取り組むことになった慧玲。皇太子の鴆と共に毒疫の調査を進める中、人ならざる皇后が動き出し新たな毒疫が慧玲に襲い掛かる――。毒香る後宮...
後宮食医の薬膳帖4 廃姫は毒を喰らいて薬となす
商品説明
後宮食医として懐妊した皇后の足の治療に取り組むことになった慧玲。皇太子の鴆と共に毒疫の調査を進める中、人ならざる皇后が動き出し新たな毒疫が慧玲に襲い掛かる――。毒香る後宮×薬膳ファンタジー、第4巻。
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大団円!だけど、魅力的なキャラで惜しいので続けてほしい気持ち
2024/11/23 01:28
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毒を制し薬とする薬師の一族の生き残りで先帝の娘と、最強の毒を作り上げる毒師の一族の生き残りで現帝の息子の物語。
懐妊した皇后が人外の饕餮だと知り、帝室の秘薬の正体や国の秘された歴史も知った二人は、皇后を排して麒麟を蘇らせ正しい皇帝をつけようとする。
完結巻。でいいんだよね?
ついに慧玲が鴆への気持ちを認めて、会いたいと思ったり、縋ったり、彼の死を恐れたりするのが良かった~。
いや鴆の執着が報われたよね。
必ず道連れに死んでやるっていう約束が、一緒に死のうじゃなくて一緒に生きようって言ってる感じで、ときめいた。
どっちも自分の命には執着ないし、なんなら本当は周囲もわりとどうでもよくて、薬師や毒師という生き方に執着しているだけっぽいけど、互いの命にはうるさいのがとても良かった。
麒麟って雌雄の名前だもんね。
比翼の鳥とは違うけど、雌雄の麒麟が並び立つ結末には納得できる。
しかし、続けようと思えば続きそうな良い終わり方だったわ。