誰が勇者を殺したか 預言の章【電子特別版】
著者 駄犬(著者) , toi8(イラスト)
――世界編纂――死の原因である魔王を打倒するまで世界はわたしを特定の時間まで自動的に巻き戻す。幾度となく繰り返され精神的に疲弊する中、ある男に興味を抱いたわたしは彼を勇者...
誰が勇者を殺したか 預言の章【電子特別版】
商品説明
――世界編纂――死の原因である魔王を打倒するまで世界はわたしを特定の時間まで自動的に巻き戻す。幾度となく繰り返され精神的に疲弊する中、ある男に興味を抱いたわたしは彼を勇者に認定し行動を共にする。
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前作から引き続きあとがきを読んで
2025/05/02 00:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Aki - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞は取れなかったんですね…
内容は十分おもしろいと思いました。
こういう題材だと選ばれにくいのかな?
たとえ記憶は残っていなくとも…無限ループな試行錯誤の末に心折れ意欲を失っていた預言者のやる気を取戻させた一人の冒険者との、世界線を越えた再会だが初対面…前巻の前日譚かつ後日譚にもなっている大河浪漫顛末
2025/04/29 19:35
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻の後半部分で明かされた「預言者の真実」は、
「死に戻り」系の「Trial and Error」方式な能力『世界編纂』で、
未来予言でも予知でも何でもなかった、無限に近い苦難の試行錯誤ループだった件…を軸の視点として描いた、
前巻での魔王討伐の物語の前日譚的物語なのかな…と思いながら序盤から読み進めていたんだけど…
何らかの形で、レナードの最期が、未来または別世界線のザックに繋がる前日譚が今巻なのかな…と、でも、
その想像はいい意味で覆され、
前日譚展開は全体の2/3くらいまでで、その後、前巻と同じ世界線での、
勇者アレス(実はザック)達の魔王討伐道中での、前巻では具体的に描かれてはいないエピソードが描かれ、
ソコで、勇者一行とレナード一行が邂逅し、
更には、
今巻内の前日譚部分の内容を踏まえた、前巻ラスト「とあるスイーツの店にて」よりも更に後の後日談的光景
…で今巻を締め括るという物語構成が、上手いな、と。
でも王妃のコレってのは、ある意味、プラトニックな浮気なのでは?とも思った件。
別に、いいけど。
あと巻末の電子書籍版特典の書き下ろし短編『ある一日』は、
今巻第八章「王妃の依頼」序盤部分の別視点裏視点から描いた番外編的笑編で、
ザックを核とした、レオンとマリアとソロンの人間関係が楽しいな、
と…余談で、聖女マリアの愛が重過ぎて笑える件…でも少し共感も出来るかも…
で、個人的にはやっぱり、『モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件』のマリアよりも、
こっちのマリアの方が自分は好きだな、と改めて思ったり。
あと別の余談で、この作品がアニメ化とかラジオドラマ化とかそういうのになった場合に、
レナードの声は、吉野裕行、がぴったりかな…と、自分の中では、そんな印象で読みながら脳内では、
そういう感じで再生されてました。
…そんなこんなで今巻も、楽しませて貰ったんで、何か、来月末にまたこの続編が出るらしいので、
買って読む方向性で、楽しみに待とうと思います。
前作より好き
2024/10/02 13:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:liverpool - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的には前作よりも好きだった。
後書きも個人的に刺さった。
沁みるものがある
2024/11/26 16:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
続編が出たと聞いてびっくり。
ページを捲る度に何か心に沁みこんでいく、そういう作品。
預言者をはじめ、皆が背負う重いものの描写がいい。
それでいてクスリとする場面、台詞まわしも良くて満足感がある。
あのマリアに愛されている勇者の今後が心配(汗)