お金があれば幸せですか?
2025/03/17 15:51
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投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田ひ香さんの、お金の話は
毎回ぐさぐさと私の心に現実を突きつけてくれます。
(褒め言葉です)
ついつい、登場人物の月収や、今後の年金など
自分と重ねてしまい
ああ、私このままで大丈夫か?となってしまいます。
でも、お金があるだけでも、ダメなんですよね。
お金だけで、幸せは買えない。
よく聞く言葉ですが、
この本は、
お金が無いと、不安。と
お金があっても、幸せとは限らない。
その両方を、今の時代に合わせて書いてくれているので
より、身近にお金のリアルさがわかりました。
お金は大事だよー
2025/03/09 09:32
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
とはいえ、金、金って言ってるような人生はイヤだけど。
なんか、お金に振り回されてるようで、読んでて気分良くなかったよ。
いろんな価値観があるんだけどね。
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様々な月収の女性6人を描いた連作短編集。
色々なパターンの人が登場するので「私だったら…」と想像しながら読んだ。
帯の「月にいくらあったら幸せ?」とあったけど、登場人物の月収は4万、8万、10万、17万、100万、300万円。間が飛んでて、この中からは選びにくいな。
お金が全てとは思わないけど、月収が数万円の暮らしは私には無理っぽい。心が荒んできて、しんどくなりそう。自給自足で…という勢いならそれはそれで楽しめそうだけど。
何事もほどほどが一番なのかなと思う。
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収入はまつわる女性の短編集。登場人物が重なっていて視点が変わって面白かった。色々な生活や価値観があるんだなと実感した。
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さすが、原田ひ香のお金関係の話は面白い。こんなにうまくいくかどうかは疑問だが。私は、食の描写が延々と続くものよりも、こういった作品の方が好み。
各章の女性たちが、いろいろ繋がって影響を与えていくのもよかった。そして、各人、前向きになっていくのもよかった。
しかし、66歳の乙部響子がお年寄りとみなされているのにはドキッとした。身につまされる。
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月収に応じた女性の生き方が垣間見られる1冊。世相を絡めて、描かれている場面もあるので、自分と近しい主人公も見つけられる。
お金があることが幸せな訳では無いと改めて思わせてくれた1冊です。
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2025/02/19リクエスト 2
20代から60代の女性6人。
立場も月収も4万円から300万円までと違いはするが結論は、お金はないよりあったほうが選択肢が広がる、と言うシンプルなもの。
面白くないとは言わないが、読んだあとモヤモヤが残る。なんだろうな…
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面白かった。
原田さんらしい、人それぞれのお金の価値観の話。
また、ストーリーの前後の繋がりが気になってもう1週したくなる。
なにより職業別の大変さも、達成感もリアルに書かれている。
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「月にいくらあったら幸せ?」帯に記載された言葉。
6人の登場人物が月収に見合う生活を送っている中で、
欲しいもの、いらないもの、そしてお金で買えない価値に気づくストーリー。
6人ともお金にゆとりがないかあるかの両極端にいて、
それぞれお金に関しての価値も違う。
しいていうならパパ活してる瑠璃香は共感できなかった。
パパ活が世間体的にネガティブなイメージしかない。そこまで自分を犠牲にして月収100万を稼ぎたいんだろうか。一度ハマると辞められないこういった活動、あとで痛い目にあうのにな…と。
今の御時世、手元に残るお金がどれぐらいか見極めているような印象がある。
手元に残るお金は微々たるもの、生活もお金も将来的に困らないよう、ゆとりを持ちたいから「いくらあれば理想的な生活が送れるのか」と考えたくなるんですよ。きっと誰しもが抱える悩み。
そういったゆとりを持つために、試行錯誤してなんとか維持できるように工夫をしなければ、将来的に苦しくなるんじゃないか…と私たちに警鐘を鳴らしているように感じた一冊でした。
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ちょっと期待しすぎてしまった。
面白かったけど少しもやもや残りました。
3000円の使い方(いま再読中…)が良かったので、そんな感じでお金の使い方を学べるのかな?と思ったけど、うーん…。まあまあ学べる感じだけど、現実こんなに甘くないような気もする…。
少しずつ繋がっていて面白いし、読みやすいのですが、綺麗に出来すぎているというか、この物価高すぎる時代、流れが良すぎる気もする。
最後はほっと終わりました!
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お金があることが幸せなのか
いくらあれば満足なのか
何のためにお金を貯めるのか
何のために、誰のためにお金を使うのか
そんなことを考える話だった。
お金の向こうに人がいる、を読んだばかりなので、余計にいろいろと考えさせられた。お金を使うのも貯めるのも手段であって目的ではないのに、ついつい目の前のお金に執着してしまう自分。
本の中の各章の主人公が互いに影響しあうように、お金の向こうにいる人と人とのつながりが自分の人生に意味を与えるんだろうな。
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いろんな働き方する女性たちの話
お金に関する下記について章ごとに様々なケースで紹介してくれます。
働き方
投資
使い道
小説ですが、勉強になりました。
最終話では各章の主人公が入り交じる展開で面白かったです。
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年金暮らしで月収4万円の66歳から、株や投資信託で
月収300万円ある52歳まで、それぞれの月収に見合う
生活を送る6人が織りなす、お金をテーマにした人間
ドラマ。
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面白かった!タイトルがシンプルでインパクトがあり、手に取った。挿絵はとても可愛らしい感じで、バランス取れてますね。
お金はなさすぎても、ありすぎても
辛い人は辛い、寂しい人は寂しい、幸せな人は幸せ。
自分自身または大切な人のために稼ぎ、貯め、
自分自身が納得できる形で使っていく。
これが幸福度につながるのかなと思った。
『月収』を軸に、年齢様々な女性の方が主人公の短編です。金融商品の勉強も少しできます。
家庭菜園でおこづかい稼ぎをする人、非課税世帯になるために仕事を辞め夢を追いかける人、、不労収入を得るために投資のために生活を切り詰める人、お金がありすぎて使い道のない人、新しい事業を始める人‥色んな人が出てきたな。
こういう話を読むと、なんでも「ぼちぼち」くらいがちょうど良いのかなとか思う。
『時間と気持ちを持て余してしまってね』
『自分のためだけに生きるには、一生は長すぎるってわかった』
という言葉が刺さりました。
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以前、【三千円の使いかた】を読んでとてもためになったので、今回、この本を読んでみました。
帯にあるように『月にいくらあったら幸せ?』の問い。
6話からなる、月収の違うそれぞれの人たちの暮らしかたが書かれています。
少なければ少ないなりの知恵を出し暮らしていかなければならない。
高収入を得ても、満たされない人。
それぞれの立場で知恵を出してお金に対して向き合い、生き方に向き合う。
お金…収入を得る方法はいろいろあって、楽に大金を稼いでも、後に皺寄せのようなことが押し寄せる。
上手い話に乗っても後に用無しにされ、やはり地に足をつけて働かなくちゃと気付かされたり、お金を稼ぐって一筋縄ではいかない。
月収に見合う生活をするのがベストなのか、もっと増やしたいと努力するのがベストなのか…。
どの章の人が羨ましいかと考えたけど、うーん…答えが出ないです。