私たちは何を捨てているのか　――食品ロス、コロナ、気候変動

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1. 食品ロスの現状
- 日本国内での食品ロスは年間472万トンに達しており、その多くが家庭から発生している。
- 食品ロスの約3分の1が生産段階で発生している。

2. 食品ロスの原因
- 規格外や余剰品の廃棄が主な原因。
- 消費者の賞味期限や消費期限に対する誤解が影響し、期限切れの食品が無駄にされる。

3. コロナ禍における食品ロスの影響
- コロナウイルスの影響で、学校給食の中止により、牛乳やパンなどの食品が廃棄された。
- 食品ロス削減のために新しい生活様式が求められる中で、オンライン注文の増加がフードバンクへの寄付を促進した。

4. 食品ロス削減のための取り組み
- 日本政府は食品ロス削減推進法を施行し、企業や家庭での食品寄付を促進。
- フードバンクが余剰食品を必要とする人々に提供する活動の重要性が増している。

5. フードバンクの役割
- フードバンクは企業や個人から寄付された食品を集め、生活困窮者に提供する役割を担っている。
- コロナ禍での需要増加に応えるため、フードバンクは在庫管理を効率化し、寄付を増やす努力を続けている。

6. 食品の安全性と期限表示
- 日本では、食品の賞味期限や消費期限に関する法律が厳格であるが、消費者の理解が追いついていない。
- 消費者教育が重要であり、適切な期限表示の改善が求められている。

7. 環境への影響
- 食品ロスは環境問題とも深く関わっており、廃棄された食品からの温室効果ガスの排出が懸念されている。
- 食品ロス削減は、気候変動対策にも寄与することが期待されている。

8. 結論と今後の展望
- 食品ロスの削減は、単なる食品の無駄を減らすだけでなく、社会全体の問題解決に寄与する。
- 政府、企業、消費者の協力が不可欠であり、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが求められ

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いろいろ長々と書かれているが、要はフードロスを減らしましょうという内容。
※もったいないだけではなく、フードロスによって二酸化炭素増加の事象が起きていることを解説している。また処分費用に莫大な税金が使われていることなど。

主張は真っ当だと思う。

読了35分

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東大鈴木宣弘教授を無批判に引用しているし、
食品ロスを減らすために
《「賞味期限：〇〇〇過ぎたら五感で判断しましょう」》
をガイドラインに！という。
だが、味などではわからない危険は五万とある。

《摘果したり、鳥害や虫害にあったり、病気になって捨てられたりする農産物》
を食品ロスだという。
食品安全の話もそうだが、農業もえらい解像度が低いですねこの人。
メロンの漬物のように摘果は食えるものはあるが、鳥害・虫害・病気のは飢饉でない限り食わんだろうに。
https://seisenudoku.seesaa.net/article/514216040.html