木魚とピアノとおもちゃの手錠【イラスト入り】 みんなのレビュー
- 高岡ミズミ, 蓮川愛
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2017/06/30 15:42
攻がただのダメ男
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラブコメかと思ったらそこまで弾けてなくて微妙にシリアスでした。
攻がほだされるのが早かったり、実はワケアリとかピアニストとかでもなく本当にただのヒモだった…w
ヒモのくせに嫉妬や八つ当たりで大人げない態度を取りながらも、自分の気持ちを認めたがらず、結局受から逃げちゃったのは凄く残念でした。
2014/02/06 21:40
お坊様が主役です
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
寺の息子で副住職の幸生（受け）とヒモのピアノ弾き、安慈（攻め）のお話です。
ある日、葬儀の席でその場に似つかわしくないとても美しい安慈に出会い一目ぼれ。
友人に連れられて行った合コン先で宿も仕事もなくした安慈に偶然再会。
だったら・・と自宅へ誘う幸生。そんなところからお話は進んでいきます。
27歳にしてとっても純真無垢な幸生が一目ぼれという人生初体験をおっかなびっくり
手探りで成就していく、というわかりやすくかわいらしいお話です。
おもちゃの手錠、これは幸生が安慈を引き留めたいがための「象徴」みたいなものですね。
お道具モノが苦手な方も安心して読めると思います。
幸生の半端ない引き留め具合がなんだか笑いを誘いました。微笑ましかったです。
その一生懸命でとにかく一途な幸生と暮らして、安慈は今まで経験したことのない気持ちに戸惑います。
ヒモで軽そうな安慈もいろいろ考え、途中二人の気持ちはすれ違ってしまいますが、
ラストはハッピーエンド。
全体的に重たくもなく、軽くもなくさらっと読めるお話でした。
2021/03/23 06:02
半分妖精になっちゃってんな
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
美坊主さんが登場となれば、
手に取らざるを得ないです（笑）
「半分妖精になっちゃってんな」
安慈の幸生に対する台詞がこの作品の全てです。
もうその妖精に安慈も読者もやられる系の話
そもそも監禁が簡単にはずれるようなおもちゃの手錠ですし
あらすじに監禁ラブの後にハートマークが付いている
あたり推してしるべしです。
深いことを考えずに
美坊主という妖精にやられてしまえたら
楽しめるお話だと思います。
ただし、校正が甘いのが気になった。
いきなりの誤字とか、おかしな文章とか。
軽やかな作品なだけに、そういうところが気になったです。
美坊主の挿絵が堪能できたので、
個人的には万歳的な状態で読み終わりました。
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