忍法双頭の鷲 みんなのレビュー
- 著者:山田 風太郎
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忍法双頭の鷲 改版
2019/08/31 10:54
忍びの者という闇社会に住む人間の悲哀が偲ばれる作品でした。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
忍びの者という闇社会に住む人間の悲哀が偲ばれる作品でした。為政者(将軍)の意向を受けて汚れ仕事に従事、秘密を知り過ぎた頃合いで伊賀から根来、根来から甲賀と使い捨というか根絶やし策に翻弄されていく悲しい定めに同情してしまう。格好良い「忍者もの」と思って読んだが、むしろ闇社会の悲哀を強く感じる作品だった。山田風太郎といえば伝奇的色彩の強い「忍法もの」(忍法帖シリーズが有名)が有名過ぎて、ついその流れで読んだがそれとは異なる側面を見たといった感じ。本作は、テレビドラマの原作を小説化したものらしい。
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