「やんごとなき姫君」シリーズ みんなのレビュー
- 桐生 操
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2000/07/28 14:08
寝てもさめても
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投稿者:にむまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
見られたくない物と見せたい物 寝室は間違えなく前者でしょう
ただ 人間寝ないわけにも行かず 寝室といえども贅を尽くし
諸事寝室での時間も歴史の内で、よくも悪くも読み手には興味深く。
しっかりとした文章についつい引き込まれる
姫君シリーズ3冊目との事で、連作で読むのも一興
きっとこんな事があったのかな それとも なんて ついつい
思いめぐらせてしまったりする題材もあるが、
夜の一時に読んでみてはいかがか…
2000/07/28 13:54
姫も人なり我も人なり
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投稿者:にむまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史の中で名前さえ残っていなかったりする中で
日々の暮らしに埋もれた当時の文献を読める人は少なく
今の文化さえ 果たして100年たったら どこまで伝えられているのでしょうか
この本は歴史書なのかもしれない
誰でも興味持ってしまう 題材をけして難しくなく読み進めていける。
あまりに日常から離れている 姫と秘め事
特に結婚制度自体があくまでも家同士の関係維持目的だった時代の生活の一端が見えてくる
雑学の粋を超えた一冊でした。
2000/07/28 13:40
OHトイレット博士
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投稿者:にむまむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふーむ こんな事があるのかぁ
そんな軽い感じで読み出していくと、結構深いものがあって、
ただの雑学では終わらない物がある。
ただ 題材をえらんで調べていく中でこれだけの物を書き連ねた作者の努力は評価に値すると思う。
どの分野でも一芸ならね 事柄にこだわると思わぬ楽しみや興味が沸いてきて、
更に深い物になっていく。おちゃらけて扱いやすい題材だが、この一冊は結構読ませますよ。
これを読めば貴方もトイレット博士(笑)
2001/03/31 22:21
トイレについての世界史の変なものを知る
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投稿者:sfこと古谷俊一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主に中世から近世のヨーロッパにおける、排泄および肌着を中心とした話題をたくさん並べたエッセイです。文庫落ちする前にはTOTO出版から出ていたのが、さも有りなんという感じの内容。
現代日本の我々の目から見れば、実に恐るべき不潔ぶりやら、意外な実態について、面白おかしく書かれております。ここから得た知識を、そのままゲームや物語内で表現してしまうとというのは、ちとお薦めしかねますが、なんと言いますか、思考が大きく異なる文化・社会というものがセンスオブワンダーを与えてくれます。
ただまあ、残念ながら、より詳しい別の本などを何冊か知っていると「ああ、これはどこそこの引き写しだな」というものがあること。そして、全体として過去の人々への優しい目線に欠け、ワイドショー的なおもちゃにしてる感が強いのが、残念です。
2001/06/12 21:23
遠い地遠い時代、「姫君」たちの日常生活をちょっと拝見
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投稿者:川原 いづみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『姫君』シリーズ第三弾。中世前後の時代に生きた貴婦人そして一般人の生活、日常、風習はどんなものであったかを垣間見る事ができます。著者たちが、日頃私たちが読む機会の少ない洋書などからエッセンスを抜き出し、読みやすいようにまとめた歴史雑学ノートといったところでしょうか(最後のページに書かれている参考文献のリストの数ときたら!)。
『高貴な方々の四月バカ』では貴族が仲間にちょっとしたいたずらを仕掛けて大喜びしていたり、『略奪結婚、おおいに歓迎!?』では財産目当てに略奪された令嬢が影で喜ぶ密かな事情があったり…。中世ヨーロッパ、古代バビロニア、ローマ、ギリシア。グルメに結婚、不倫の顛末。果ては消費税やら総会屋やら。遠い国の遠い時代の人たちがぐっと身近な存在に思えてくるんです。
結婚の話など読むと「この時代の女性ってひどい扱い方されてたんだな」と思いますが、あと500年くらい経って、未来から私たちを見ると、これまた「こんな扱いを受けていたのね…。可哀相に」などと思われているかもしれませんね。
<初読:98/10/09>
2007/05/29 18:57
所変わればエロも変わる!話のネタと歴史の理解に最適な一冊
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投稿者:いえぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史雑学本の分野で、第一人者の感もある桐生操氏の「やんごとなき」シリーズの一冊です。本作では、「秘め事」、つまり古今東西のセックスについて、興味深い事例をピックアップしています。ただ、「姫君たち」ということで、王侯貴族だけに限定はされていないので、その点を注意する必要はあるでしょう。
本書のどこを開いても、歴史上のエロについての話が満載。年代や地域によって、千差万別に異なるセックスのあり方に、驚かされると同時に、ある意味ではセックスも料理と同じようなもの何だな、と、思わぬ新認識が浮かび上がってきたりもします。
本書を読み進めていくと、中世ヨーロッパの修道院の、表向きとは全く違う姿や、当時の修道士たちが、罰金という名目の「税金」を使って妾を囲ったりしている、普段のイメージとは全く違う姿が浮き彫りになってきます。話のネタとしては最適で、実際、飲み会で話題に困った時に使えそうな感じのエピソードも少なくないのですが、本書を、マクロな歴史書と絡めて読んでみると、意外なほどに効果があったりもします。
例えば、「教会の腐敗が進んだ結果、反動として宗教改革運動が起こった」という記述に、前述した修道院や修道士のリアルなエピソードを合致させると、改革運動の熱気が、何故あんなに高まったのかが、リアルにイメージ出来たりもするのです。教育上の観点から、学校の教科書には載せられないような話題にこそ、「当時の温度」が刻まれているのかも知れません。
また、性的な話題を扱っているにも関わらず、平易かつ淡々と文章を扱っていることで、どぎつい感じを読み手に与えていないのもポイントです。
雑学本としても、一級の面白さがありますが、読んだだけで完結させず、より深い歴史の理解をと考えている方にもおススメできます。
2002/06/06 16:47
開けっ広げな秘め事。
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投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
発展途上国の女性は、規則でがんじがらめに縛られるか、もしくは性の無法地帯にさらされるかのどちらかが多いだろう。女性は男性と違って、いくら身持ちが堅く無くても、誰でも好いという生き物ではないから、性の無法地帯は決して女性に優しい環境ではない。やはり過度でない貞操観念は女性の知性だと思うし、性道徳は特に男性に与えるのが、女性の為だろう。何事も中庸が肝心だ。
私は世界史に詳しくない為、本書でも女性が締め付けられていたのか、それとも肝要だったのか、時代や国によっての違いなどがよく分からなかった。時代や国をおって説明された本があれば読んでみたいと思う。取り上げられている項目はそれぞれ面白い。
2002/05/28 00:36
歴史の裏側はオモシロ怖いウソみたいな本当のお話!
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投稿者:ハマーン・カーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
神秘のベールに閉ざされていた西洋の姫君たちの
夜の生活、グルメ生活、社交生活そして日常生活
の秘密に鋭く切り込む。桐生操の仰天世界。
2002/03/01 10:24
思いを馳せれば美しいけれど…
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投稿者:ももんが - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世ヨーロッパのお姫様といえば、家の奥深く育てられ結婚しては夫にかしづき…というイメージをもっているあなたにぜひ読んでいただきたい本です。いかに今の若い女の子よりハチャメチャだったかに衝撃を受けるでしょう。足裏くすぐり女がいたとか、古代エジプトでは王女が売春をしていたとか、目を疑うようなエピソードがたくさんです。
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