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レディ・ガンナー(スニーカー文庫) みんなのレビュー

  • 著者:茅田 砂胡, イラスト:草河 遊也
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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.2

評価内訳

13 件中 1 件~ 13 件を表示

若き日の姿

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 蛇のヘンリーが鰐のミュリエルに求婚する「木に登る鰐」、獅子の若者シルヴァが鷲のドーザに出会ったときに起きた殺人事件を描く「蒼天に輝く」、前述の殺人事件の真相が明らかになる「鷲のチェリーザ」、殺人事件の顛末に関わった水牛のモームの若き日の友情を描く「モームと真珠のブローチの話」、ダムー・ベラフォード・ケイティ・ヴィンセントの出会いを描く「そして四人は東へ向かう」が収録されている。
 なお4本目は書き下ろしだが、それ以外は雑誌掲載分の再録だ。

 レディ・ガンナー本編の雰囲気に近いのは、鷲のチェリーザとそして四人は東へ向かうだと思うが、少し趣が変わったところで面白いのは、木に登る鰐や蒼天に輝く、そしてモームと真珠のブローチの話だろう。個人的にはモームのお話が好き。
 アナザーレイスとノンフォーマーのかかわりが薄かった時代の雰囲気が分かり、本編の補完もしてくれる短編集だと思う。

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意外に楽しめる短編集

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エリック@ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『レディ・ガンナー』シリーズの外伝作品。

レディ・ガンナーとは、小説本編の主人公キャサリン=ウィンスロウ嬢が、外交官の一人娘でありながらも、拳銃の腕前が際立っていることから来ており、女性のガンナーということで、「レディ・ガンナー」である。
余談であるが、著者がシリーズ執筆時に良いタイトルを思いつけず、仮タイトルとしてレディ・ガンナーという名をつけておいたところ、結局、それがそのまま正式シリーズ名になってしまったとのこと。


シリーズ本編については、各巻見どころある内容となっているが、今回は触れず、本作である外伝についてのみ評する。

結論からいうと、正直、期待していた以上に面白い内容だった。
外伝という作品の性質上、「一見さんお断り」の内容ではあるものの、シリーズ既読のファンにとっては、次なる長編作品までの繋ぎとしてではなく、単発の作品として十分楽しめる水準であるように感じた。
個人的には、短編集である本作にはそれほど期待していなかったのだが、それぞれの作品で読みごたえがあった。


本巻収録の「そして四人は東へ向かう」のみ本編主人公たちが登場していたが、それ以外の作品については、登場するのはそれぞれ本編では脇を固めているキャラクターであり、今後も物語の主軸にはならないであろう人たちだ。
しかし、今回は短編集のため、通常表舞台に立たないような登場人物こそを焦点が集まっており、意外な人物が意外な魅力を発揮している。

個人的には水牛モームの話が一番捻りが利いていて面白かった。
茅田作品の多くは、女性キャラの強さがひかり、それが一つの魅力となっているが、水牛モームについては、珍しく男の渋さというか、いぶし銀のような雰囲気が漂っており、作風としての珍しさもあってか特に楽しめた。


本作については難点らしい難点はない。
ファン以外は楽しめないという点こそあるが、それは別に茅田作品に限った話ではなく、短編集・外伝という様式の問題であろう。

「レディ・ガンナー」シリーズは、近年の茅田作品では珍しく角川系作品のため、場合によっては、シリーズ作品未読のファンもいるかもしれないが、本編を含めて買いだと思う。
一言面白い作品に仕上がっている。

シリーズ既読ファンは勿論のこと、シリーズ未読のファンに対しても、本編ともどもお薦めしたい一冊だ。

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紙の本レディ・ガンナーと虹色の羽

2009/06/12 19:40

グダグダのバラバラ

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

直線的にストーリーが展開し、グダグダと広がり、色々放り出し、まともに決着しません
人間・アナザーレイス・混血・南天極楽鳥と様々な「常識」がある中で、「一つの正しさ」を提示するにはいささか配慮に欠ける
認める部分認められない部分を区別すべき
それでも南天極楽鳥が持つに至った常識の元となる「世界の成り立ちの秘密」が明かされるのかと期待して読み進めたのですが・・・
アナザーレイスは全般的にもっと「大人」のイメージだったのですが、なぜこんな貶める様な話を書いたのでしょうね
根本的にまともに「生きた」キャラクターがいません
メインキャラも酷いですが、ゲストキャラ達の扱いが雑すぎ
「核となるゲストキャラとの交流」がいっさいない
「駆け落ちしようとするカップル」「過去を引きずり真実を知ろうとする男性」「南天極楽鳥の常識に囚われない少年」など、話の核になりそうな人達を全部放り出してしまいます
結局何も解決してないでしょうね
後は賢者さまに報告して、外部介入→保守派と戦争、という流れしかイメージできません

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紙の本レディ・ガンナーと虹色の羽

2009/05/31 20:33

閉じた世界の価値観と激突

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 <蜥蜴>のベラフォードが故郷に帰ると、母親の故郷から使者が来ていた。二十年ごとに開催される祭祀に参加して欲しいとの依頼を受けてついて行くと、いきなり大人数に囲まれ拉致される羽目になる。ベラフォードを救出するため、キャサリン達が向かうと、そこで待っていたのは現人神扱いされるベラフォードの姿だった。
 羽の色数が人の価値の全てだという、<南天極楽鳥>の里に納得できないものを感じるキャサリン達。自分たちの価値観では美しい羽である純白の羽も、彼らに言わせれば人としての価値もないらしい。仕事として割り切って彼らに付き合うベラフォードだが、祭祀には重大な秘密が隠されていた。
 自分たちの正義を振りかざして、他人に価値観を共用するヤツらに、キャサリンの怒りが爆発します。

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調和的完結

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

二人の皇子編完結
色々あった展開を何とかまとめた感じ
もうちょっと波乱があっても良かったようにも思います
どのキャラもちょっと大人しめで、フェルナンド(フェリーシア)あたりが暴走するかと思ったんですが・・

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紙の本レディ・ガンナーの大追跡 下

2002/05/25 17:55

うーん、まだまだいたのね。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:天鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 敵の手に落ちた主人公のキャサリンと侍女のニーナだったが、機転をきかせてなんとか牢獄を脱出、新たに知り合った動物に変身する人の力を借りて、敵の追っ手からも身をかわすことに成功した。

 今回もたくさんの変身する人が登場するけれど、やっぱりいたんですね、あんな動物に変身する人も。変身前と後のギャップに実際に会ったらひいちゃいそうだけど、どんな相手にも誠実に対応しようとするキャサリンはステキだ。 

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紙の本レディ・ガンナーの大追跡 上

2002/05/25 17:25

新たな冒険

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:天鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 破天荒なお嬢様・キャサリンが、前回の物語で知り合った動物に変身する人を絵に描いたことから事件は始まった。変身する人間を追う秘密結社の人間をさらに追って、またまたキャサリンの冒険が始まった。

 見所はいくつもあるが、その中でも圧巻なのが侍女・ニーナの観察力。ほんの少し対応しただけの人物の服装について「おかしなところ」とあげていくニーナがホームズにみえました。女性の好奇心って、こんなときこそ役に立つ!

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紙の本レディ・ガンナーの冒険

2002/05/25 16:49

設定は魅力的

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:天鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公のキャサリンは破天荒だけど誠実な女の子。そんな彼女がひょんなことから旅に出ることになり、用心棒にやとったのは動物に変身できる不思議な人たちだった。

 ごく普通の「ヒト」以外に動物に変身できる人類が発見され、互いの存在を徐々に受けとめはじめているというのが物語の世界。これが、当たり前のように変身できる人類がいるとか、発見されたばかりというのではなく、2種類の人類が互いの存在を受けとめはじめた過渡期だというのが、設定の妙。

 ストーリーとしてはまだ紹介的でまとまりすぎているのだけれど、続編もでているのでこれからに期待したい。

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紙の本レディ・ガンナーの大追跡 下

2002/02/08 22:37

無茶…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公の活躍…というか無茶が本格的に始まった。メンバーに会ったらきっとものすご〜く無茶をするんだろうなぁと思ってはいたが、今回はさらに人(?)が増えている。

 茅田先生のユーモアさが出てきたが、世界観が広いためにちょっと物足りない…。続きがとっても気になるになる本である

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紙の本レディ・ガンナーの大追跡 上

2002/02/08 22:33

長い…

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 前書きというか説明と言うか、長くて主人公が姿を現すわまでにはちょっと時間がかかる。しかしこの世界を理解していくうえで、この説明は絶対にはずせない。登場人物(?)が多くてちょっとまごついた。主人公の活躍…というか、無茶は下まで待つしかないのかぁ。

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紙の本レディ・ガンナーの冒険

2001/05/24 15:50

第2巻が楽しみ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 茅田砂胡の名前に引かれて買って、大正解。世界の設定もおもしろいし、元気な女の子の大活躍が痛快。しかし、さすがにこの作者、ひねりも利かせるし一筋縄で終わりません。続編がでると聞いて楽しみにしています。

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紙の本レディ・ガンナーの冒険

2001/05/19 22:03

おすすめします

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろせ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「デルフィニア戦記」、「スカーレット・ウィザード」をご存知でしょうか。同著者の作品です。こちらもとても面白いのですが、「レディーガンナーの冒険」はまた一味違った面白さがあります。たとえるならば、同じ料理でもスパイスをかえたような感じです。
 一言でいえば、この作品は青少年向けだと思います。著者のほかの作品に比べれば圧倒的にテキスト量が少ないし、展開もスピーディ。主人公がほんの少女であるということも、おすすめする要因です。
スカッとする話が読みたい。でも、あまり難しい文章はいやだ。そう思っている小・中・高生の皆さん。ぜひ一度読んでみてください。
 そして、面白いと感じたなら著者のほかの作品も読んでみることをおすすめします。

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紙の本レディ・ガンナーの冒険

2001/02/05 22:32

この人は長篇向きの作家だと、改めて実感した。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほし - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「デルフィニア戦記」と「スカーレット・ウィザード」が大当たりだったので、喜びいさんで本書を購入したのだが、一読した限りでは、本来の実力を出し切れていないような印象を受けた。破天荒な主人公が縦横無尽に活躍するスケールの大きい話を書く方が向いているのに、1巻で完結させてしまうのは、気の毒としか言えない。
 主人公は、はねっかえりのお嬢様という常識の範囲内でおさまっており、非常識の部類に属するのは、彼女を守る4人組の用心棒達。実はその正体は……というのがミソだが、そのパターンが4回リピートされるのは、ちょっと苦しい。
 主人公、侍女、用心棒4人で、すでにメインキャラクターが6人。それに脇役やら敵方やらが加わるのである。西遊記や水戸黄門のように長く続くのだったら、御一行様でもいいかもしれないが、1巻で終わるのに、そんなに登場人物を出してどうするよと言いたくなる。
 こういう場合は、潔く登場人物を減らすか、シリーズ化にするか、どちらかにすべきではないだろうか。実力のある作家だけに、疑問が残った。

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