アンナカレーニナ みんなのレビュー
- トルストイ (著), 望月哲男(訳)
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紙の本アンナ・カレーニナ 1
2019/01/26 22:45
危ない女だけど・・・
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名はアンナ・カレーニナなのだが、彼女のことは好きにはなれなかった。とにかく、高慢ないけ好かなくて、煩わしい女だなとしか思えなかった。その愛人のヴロンスキーも、お高く留まった嫌な奴なのである。結果的に二人は悲劇を迎えるわけだが、二人のことが嫌いな私は、「いい結末じゃないか」とおもってしまった。この作品は、悩める青年リョービンとその妻キティという若い二人の成長の物語として読んでいくのも面白いし、調子のいいオブロンスキーに感情移入してみるのも面白い。読む前は、気高き貴婦人の純愛物語だと勝手に思い込んでいたのだが、仰天の愛憎げきであった
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