ま、いっか。 みんなのレビュー
- 浅田次郎 (著)
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紙の本ま、いっか。
2016/01/09 03:04
年寄りの説教
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
文壇トップのエッセイ集。軽妙洒脱な生き方指南と解説されているが、文体、考え方とも古臭い。無論、書きなれている人だけに、テンポが良く、文章力もあるのだが、どうにも爺さん臭さが拭えない。説教じみているってことか。
紙の本ま、いっか。
2017/01/17 20:41
ま、いっか。
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投稿者:kyon - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅田次郎氏のエッセイ風は実に荒唐無稽で面白い!
ニヤニヤしながら噴き出しながら軽~い気分で読めるのがいい。
痛快である。
紙の本ま、いっか。
2013/08/28 07:55
ものすごい独断と偏見に、感心と抱腹絶倒w
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投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はいわゆる「エッセイ」という物を読みません。物語が好きなのであって、あまり個人がのたまうような事を読むのを好まないからです。ただ浅田次郎さんのエッセイだけは別。ほとんどを読んできたと思うのですが、何せ毎回惹きつけられまくり。信じられないような人生経験を開闢してみたり、自身を本の虫と譬えるのが良く分かる素晴らしい語彙の豊富さで日本語の美しさを堪能させてくれたりするのに、とても惹きつけられてしまう。そして何よりガンコ親父の、気持ち良い程の独断と偏見(笑。美人はこうあるべきだ!とか女を女と呼んで何が悪いか、なんてどっかの団体が読んだらクレームでも起きそうなくらいの決めつけ具合。でも不思議な程嫌な物は感じないし、むしろスカっと気分爽快になるからこれ不思議。そして巧みな言葉遣いで抱腹絶倒させてくれるのも、また魅力的。浅田次郎さんはほんとエンターテイナーだと思います。読む側をどう満足させるかというのを常に考えてらっしゃると思う。どう泣かせるか、どう笑わせるか、どう感心させるのか。それらが出来る事が、自分の才能で価値なのだとしっかり分かってらっしゃると思う。その最たる一冊。
一編が2~3ページ程の短編がかなりの数収録されており、自然とテーマも色々なのだけれど。何か通底して一本、ふっとい筋が通っているのを感じるのです。それはもしかしたら本作品でも紹介されていた、「花実双美」という言葉に集約されるのかもしれません。花ばかりを重要視していないか、その実も大事なのだと。そして見てくれだけではなく、中味も大事なのだ、という事。これはつまり、人間の在り方に通じる事であって、その最たる存在が、浅田さんなのかなと感じました。そういうような事を意味深く美しい日本語を使って、楽しい体験談を交えて話してくれる。でも結局「ま、いっか」というライトな感覚で読ませてくれるので、とても接しやすい作品。浅田次郎という方を知るのに、そして人間の在り方を今一度考えるに、とてもよい一作と思います。
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