世界を動かす巨人たち みんなのレビュー
- 池上 彰
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2017/07/31 21:47
時代の寵児の生い立ちから現在まで
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投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界経済に君臨する11人の経済人の生い立ちから現在の経済活動までを概括した著作である。天性の素質と努力により今があるビル・ゲイツ(マイクロソフト)、ジェフ・ベゾス(アマゾン)、グーグルを作った二人、努力と実行力で現在の地位を築いたジャック・マー(アリババ)、巨万の富を得ながら、質素な生活ぶりで資産の多くを慈善事業に寄付しているウォーレン・バフェット(大投資家)、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック)、自らの利益のためには、戦争を仕掛けることもいとわないルパート・マードック(メディア王)、世界経済を制覇した経済人も各人各様である。一部の例外を除き多くの経済人が富を得るだけでなく、自らの事業分野以外で社会貢献していることに、さわやかな読後感を得た。こうした世界を動かす経済人に、日本人の名前が出てこないのが少々残念ではあるが・・・。
2017/07/31 20:48
読みやすい
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界の起業家の伝記ですが、読みやすくわかりやすいです。著者の池上彰さんらしい説明、分析がすばらしいです。
2016/04/20 20:15
権力に魅入られた実力者たち
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
超大国のリーダーの中から、池上氏が独断で6名(プーチン・メルケル・ヒラリー・習近平・エルドアン・ハメネイ)を選び、その生い立ちから現在までを説明した本です。中でも、プーチン・ヒラリー・習近平の3名に多くのページを割いており、池上氏が重要視しているのは明らかです。
プーチンは東ドイツ・ソ連の消滅という社会主義の崩壊、メルケルは東ドイツの崩壊、クリントンは夫のスキャンダルやオバマに敗北、習は父親の失脚、エルドアンは投獄や被選挙権の剥奪といった挫折を経験(ハメネイは実像不明)。こうした挫折を乗り越えて、現在の社会的地位を獲得しました。そして、プーチンはロシア帝国、習は明、エルドアンはオスマン帝国、ハメネイはペルシャ帝国の復興を夢見ているようです。
ただし各人とも絶頂期は過ぎ、現在正念場を迎えている印象です。今後、いかに正念場を切り抜けていこうとするのか、世界情勢にも大きな影響を及ぼしますので、この6人の動向には目が離せません。
裏表紙の「世界を動かす巨大な個人に肉薄する!」はやや誇大宣伝です。本書は池上氏らしく簡潔かつ分かりやすい内容ですが、深さはありません。加えて6名の今後の見通し等は示していませんので、「肉薄」を期待した方には物足りないでしょう。ただし、名前は良く知っていても、その思想や行動の背景等は全く知らないものです。日々の報道に接するに当たっての予備知識・補足知識として、本書は有効だと思います。個人的には、知らないことばかりで面白かったです。
2018/09/23 09:58
世界を代表する経済人のエピソード
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投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本には、世界を代表する経済人のエピソードが書かれてある。
世界を代表する経済人とは思えない意外なエピソードもあるので、意外な発見があるかも。
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