白い人・黄色い人 みんなのレビュー
- 遠藤周作
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
評価内訳
- 星 5 (0件)
- 星 4 (1件)
- 星 3 (0件)
- 星 2 (0件)
- 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本白い人・黄色い人 改版
2019/01/30 11:37
仁川についての意見は納得
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この2作のうち、「白い人」で作者は第33回芥川賞を獲得しているが、私はドイツ軍に雇われたフランス人を主人公としたこの作品より、戦時下の宝塚・仁川を描いた「黄色い人」の方が好きだ。「日本の土地にありながら、にせの異国風景をいかにも小賢しく作りあげた仁川は、黄色人のくせに母や叔母の手によって、貴方(元司教のデュランのこと)の教会の洗礼をうけさせられた自分にそっくりでした」という一文は、仁川という街の近くの学校に通っていた私にとっては「まさしくその通りで、あの街はつくりもの臭いといつも思っていたんだ」とおもわず同調してしまった
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |