ニセ札つかいの手記 - 武田泰淳異色短篇集 みんなのレビュー
- 武田泰淳 (著)
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評価内訳
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ニセ札つかいの手記 武田泰淳異色短篇集
2020/08/03 10:55
我が国の戦後文学に大きな足跡を残した武田泰淳氏の作品集です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、戦後文学の代表的旗手として数々の創作を発表し、戦後文学に不滅の足跡を残した武田泰淳氏の作品です。同氏は、『司馬遷』、『快楽』、『目まいのする散歩』といった作品でも有名な作家です。同書は、一日おきに三枚ずつ渡されるニセ札を使うことで「源さん」との関係を保とうとする私が描かれます。しかし、その「ニセ札」が「ニセ」でなかったとしたら一体、どうなるのでしょうか?ニセ物と本物の転換を鮮やかに描いた表題作ほかに、視覚というテーマをめぐる不気味な幻想譚「めがね」など、戦後文学の旗手、再発見につながる7作品を収めた作品集となっています。
ニセ札つかいの手記 武田泰淳異色短篇集
2020/05/29 05:29
「ゴジラ」の来る夜
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ひかりごけ」「快楽」「上海の蛍」などで知られる武田泰淳の「異色」の小説を集めたもの。
天災のようなゴジラを前に、自分達と異なった人間を無意識に殺してしまうという、『「ゴジラ」の来る夜』はコロナに見舞われた今の世界を見ているようだった。
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