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みんなのレビュー31件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (21件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
32 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2015/10/12 22:47

壮絶な一日

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投稿者:ちー坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは今の世界を生きる者たちは読まなくてはいけない作品でしょう。わずか一日のことなのに普通の人が一生かかっても味わうことができない出来事がこの世界では起きている。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2015/09/29 21:32

お勧めします

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投稿者:みこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

8月14日の正午から15日の正午までを、時系列で描かれていますので、とても緊張感があり重大な局面に如何に物事が進んでいったかがわかりやすく展開されています。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2015/09/21 23:47

1945年8月15日という日。

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投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

1945年夏、大日本帝国は絶望的状況にあった。敗戦は誰の目にも明らかであり、鈴木貫太郎内閣は戦争終結のために奔走するが、しかし皇国不滅を信じる陸軍600万の将兵をどう納得させるかが最大の難問であった。阿南陸相、米内海相、東郷外相らの緊迫感あふれる駆け引き。遂に下る天皇の聖断。継戦を唱えてクーデターを謀る若手将校の一味・・・。1945年8月14・15日の動静を克明に綴った傑作ドキュメントである。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2015/09/19 07:09

映画化を機に

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投稿者:とっとこクー太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この夏の映画化を機に読んでみることにしました。半藤氏の作品は,「夏目漱石」に関するエッセイ集などは読んでいましたが,いわゆる「昭和史」的な作品は,それほど多く読んでいるわけではありません。直球の「昭和史」はかなり読み応えがあり,「ノモンハンの夏」は,深く考えさせられる作品となっていました。
 本書の場合は,極めて抑制的なタッチで描かれているためか前半部では緊迫感をあまり感じません。ほぼ時系列に沿って描かれているので,事実その時点ではあまり緊迫感がなかったと言うことでしょうか。しかし後半部分になると,緊迫感が一気に増してきます。読むスピードもかなり速くなってしまいました。
 最後まで読み通したときに,読み応えがあったなと感じる本だと思います。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2015/08/30 17:27

日本人なら読んでおくべき

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投稿者:(^_-)-☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読む前は割腹なんて全く理解できませんでした。
読んでみたらほんの少しだけわかった気がするのです。
歴史をほとんど知らない私でも読めたので、難しい内容ではないと思います。
登場人物全員が愛国心にあふれていて、この人たちのおかげで今の日本があるのだ思うと、感謝せずにいられません。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2015/08/27 14:49

天皇を守るべき近衛師団までもが......!?

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投稿者:海神の声 - この投稿者のレビュー一覧を見る

天皇を建前では奉じながら、実際には天皇の御意をも凌駕せんとする軍部の独走振りが如実にわかる作品である。二・二六事件で重症を負った海軍大将鈴木貫太郎は終戦時、宰相として昭和天皇に聖断を仰いだ。戦後70周年を迎える今夏リメイク版で同名映画が公開されたが、私は笠智衆演じる宰相鈴木貫太郎の方を好む。軍部の統帥権の濫用も天皇に弓を引くに至っては終りである。玉音放送のあと鈴木貫太郎の一文を読み上げるアナウンサーの終戦放送を聴いてみた。まさに天皇の御意もそのあたりにあられたのだと思われる。半藤一利『聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎』も併せて読まれると良い。

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この時期に読みたい

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投稿者:Gonta - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画公開ということで手に取りました。最近ありがちな、著者の主観に基づいた解釈は見られず、時系列で事実が淡々と述べられている点が良い。これを読んで読者はどう考えるか?突きつけられた感じがした。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2015/08/24 13:48

好きな作者

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投稿者:くま - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み応えのある内容でした。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2015/08/20 23:46

読んでみたい

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投稿者:ももいろぺりかん - この投稿者のレビュー一覧を見る

皆さんのレビューを見て、大変興味が湧きました。
身内の帰宅は、夏は終わり寒くなってきたころと聞かされています。
頑なに何がその時あったのか、語らぬまま他界して、触れられぬ歴史にいま封印を解いてみたいと思います。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2015/08/17 19:18

入道雲に

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投稿者:T.s - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある歴史家は「長い19世紀」「短い20世紀」という。ここからは、二十世紀は極端な時代である。そんな極端に短い時代の一番長い日(これは日本にとってだが)。戦後70年の夏に一読する価値はある。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2015/08/09 13:04

戦争は絶対してはいけない

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投稿者:はんつと - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦後70年の節目に手を取り、終戦の8月15日までに・・・と思い、8月7日に読了しました。ポツダム宣言の受諾から玉音放送が実施されるまでのエピソードをもとにしたノンフィクション作ですが、様々な立場におかれながら、最後までその役割を果たそうとした、当時生きた者たちの信念の強さと無念さに感動しました。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2010/10/08 22:33

臨場感溢れる迫力に満ちた筆致

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 臨場感溢れる迫力に満ちた筆致である。事件の20年後にまとめられたものであるが、当時の生々しさが再現されている。この文庫本はさらに30年後に改訂されたものである。この本は、昭和21年8月14日から15日にかけてのポツダム宣言受託、無条件降伏の玉音放送にいたる政府閣僚と陸軍の行動について、当事者、生存者にあたり、その証言を聞き、現代史として書きあげられた。閣議と近衛師団第二連隊の宮城占拠についてが主要な内容である。
 後生の者が当時の各当事者の思いと行動をとやかく言えるようなことではない。事実は重い。すくなくとも各自が真剣に考え行動した。いつの世も若い者は純粋で視野が狭く暴走しがちである。今日の日本の現状を見れば、大事に至らずに反乱が終結したのは幸いであった。2・26事件といいこの8・15事件といい、計画の粗雑さと見通しの無さには呆れる点もある。陸軍の軍人教育の欠点のあらわれでもあるような気もする。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2010/08/07 20:24

昭和20年8月15日、東京。そこで何が起き、何が起きなかったのか。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yjisan - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和20年8月14日正午、御前会議における天皇の「聖断」によって、ポツダム宣言の無条件受諾が決定した。軍や国民の動揺を抑えるため、天皇自らがラジオ放送を通じて国民に終戦を伝えるという未曾有の措置が取られることになった。だが本土決戦を唱えてきた陸軍省軍務局の一部の少壮幕僚は降伏を受け容れず、近衛師団参謀と気脈を通じて軍事クーデターによって鈴木内閣を転覆し、天皇を掌中に収めた軍事政権による戦争継続を企図した・・・!

御前会議の結論が出た昭和20年8月14日正午から玉音放送が行われた8月15日正午までの間、皇居や首相官邸といった日本の中枢部において、いったい誰が何を思い、何を行ったのか。本書は当時の政府首脳やクーデター参加者など多数の直接関係者からの証言を基に、日本史上、最も濃密な24時間を時系列に沿って克明に再現したノンフィクションで、今や古典的名作と言っても過言ではない。


内容としては、いわゆる「宮城事件」が軸になっている。この事件は近衛第一師団長森赳中将などの犠牲者を出したものの、首謀者たちの期待に反して同調者があまり現れず、小規模な軍事行動に留まったため、二・二六事件などと比べると知名度は低い。
しかし天皇を守るべき近衛師団が宮城占拠を企んだという点では前代未聞の大事件であり、しかも本書の記述を信じるならば、状況の推移いかんによってはクーデターが成功していた可能性もあったのだ。その場合は日本は内戦で滅び、無政府状態の中で連合軍の進駐を許すことになっただろう。
クーデター参加を拒否した森師団長の剛直、即座にクーデター鎮圧に動いた東部軍管区司令官田中静壹大将の果断は高く評価されるべきである。


それに引き替え、事破れた後に切腹した椎崎二郎中佐・畑中健二少佐はともかく、クーデターの首謀者にもかかわらず、のうのうと戦後を生き延びた稲葉正夫中佐・井田正孝中佐・竹下正彦中佐らに対しては嫌悪感を覚えざるを得ない(もちろん本来なら死刑になってもおかしくない彼等に対する処罰を曖昧にした軍の責任も大きい)。
彼等は森師団長殺害の責任を(自害した)畑中に押しつけ、自分たちの無関与を主張しているが、これは「死人に口なし」というやつで、どこまで信を置いて良いものやら。
もっとも、彼等も一緒に自害していたら、クーデター計画の詳細を知る術はなく、この作品そのものが成立し得なかったわけで、本書の記述が生き残った井田・竹下らの証言に概ね沿っているのは止むを得ないことではある。

また本書は阿南惟幾善玉説(自らの割腹によって陸軍の暴走を抑止し終戦を実現した功労者)に立っているが、本書の阿南観は、阿南の側近であり阿南の自刃を見届けた井田・竹下の証言に拠るところが少なくないので、多少割り引いて評価する必要もあるだろう。宮城事件の黒幕は阿南であるとの説もあり(阿南は竹下の義兄であり平泉澄に心酔するなど、政治思想もかなり近い)、この辺り、オーラル・ヒストリーの難しさを感じさせる。


とはいえ、本事件の歴史的意義を広く世間に伝えた本書の価値は不朽のものである。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2006/09/04 00:11

終戦までの緊迫感溢れる24時間を丁寧に再現する名著

22人中、21人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Skywriter - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1945年8月15日、玉音放送によって日本の戦争は終わった。正式に終わったのはミズーリ号上にて降伏文書に署名した9月2日なのだろうが、ほとんどの者はこの時点で戦いは終わったのだということを悟った。

 それと同時に、もう一つ終わったことがある。天皇を奉じて日本国民最後の一人に至るまで戦い抜くべきだと信じる青年将校たちによるクーデターである。

 中心を占めるのは近衛師団。天皇を護るための軍隊が、天皇の意思から逸脱して動き出していた。和平こそが天皇の望みだということに思いを馳せることもなく。

 彼らは宮城を占拠して外部との連絡を絶ち、降伏を天皇に勧める国賊の影響を排除して天皇から徹底抗戦を引き出そうとした。その行動は師団長、陸相、参謀長らから追認されるものと信じていた。

 玉音放送によって絶望的な抵抗を止め、一人でも多くの国民を救おうとする者たちと、国体護持を確保できない以上降伏を認めることはできないとする青年将校たち。

 14日の御前会議から、翌日正午の玉音放送までの緊迫した一日の模様を、多くの文献と取材から冷静に描き出す。淡々とした筆致でありながら、臨場感に溢れ、事態の推移から目を離せない。歴史的事実として玉音放送はあったわけだから、クーデター部隊の失敗は分かる。それなのに一気に読み通させる迫力を持った、すごい本だと思う。

 だが、読み終わって釈然としない点も多々ある。クーデター部隊は命令に背き、上官を殺害し、自分勝手な妄想に酔った。そんな彼らの策動を、一部の人々は参加はせずとも止めもせず、綱紀を最も守らなければならない近衛師団の将校たちが平然とそれを破る。

 ところが最後は、この動乱は無かったこととして特に処罰も与えられない。張作霖爆殺や満州事変など、明らかに中央政府の意思と異なることが起こっていながら適切な対応を取れない異常な状況。私利私欲ではなく国家のための行動だからと免罪されてしまう点には納得がいかない。

 夢破れた決起部隊も、天皇の意思は降伏に非ず、と勝手な妄想を広げた挙句、近衛師団長を殺害するなど後先を考えない失敗を繰り広げる。勿論、その時代の背景として下克上だとか軍人が政治に容喙していたことが大きいのだろうが、それにしてもその勝手さは目に余るように思われてならない。

 阿南陸相の自刃と、並行してのクーデターおよびその処罰の甘さを見ると責任とはなんなのかを考えさせられる。終わりを想定することなくなし崩し的に太平洋戦争に突き進んだ判断の甘さにも思いを馳せる。

 理詰めで構想を練ることなく勢いで進んできて、敗北の状況を纏め上げるのは至難の技である。そんな状況に陥らないためには、やはり冷徹な計算と終わりを見つめられる視野の広さが必要なのだろう。漠然とそう思わされた。

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紙の本日本のいちばん長い日 決定版

2006/08/26 14:59

いまだ長い日は終わっていない

20人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

8月14日正午から15日正午までの24時間の物語。ぐいぐい引き込まれて最後まで読ませるすごい迫力がある。一人ひとりの感情表現は抑制がきいていて、ノンフィクションのお手本のような作品である。戦争は始めるのは簡単だが、終わらせるのがいかに難しいかを実感させられた。

 姜尚中が8月3日の「ニュース23」で、「国が誤っていれば、国の判断に異を唱えることこそ愛国心だ。」と言っていたが、この論理は終戦の詔勅を奪い、クーデターを画策した陸軍の論理と同じである。それよりも誤りを犯さない国造りこそ大切であり、それが主権者たる国民の責任なのではないだろうか。左派の戦前真っ黒史観においても、右派の戦前回帰にしても、戦前と戦後を切り離して考える。しかし、日本人の意識が8月15日を境に本当にガラッと変わったのかと言えば、そうは言えないと思う。

 大戦において大いなるミスを連発した辻正信など戦争責任者を国会議員に選出したり、無茶な作戦を実施した牟田口廉也などに責任をとらせなかったままで続いた戦後が、戦前とは全く違う社会とは思われない。それは彼らだけの問題ではなく、投票したり許したりした国民の責任でもあるだろう。そのような年代の日本人はすでにほとんど鬼籍には入り、加害者意識も被害者意識も持たない戦後世代が日本人の過半となり、ますます総括が難しくなってきている。また、自民党総裁選挙(2006年)の立候補者を見ても、安倍晋三は岸信介、麻生太郎は吉田茂、谷垣禎一は影佐禎昭、河野太郎は河野一郎、鳩山邦夫は鳩山一郎の孫といった状況である。

 それでも、ようやく最近になって、半藤一利や保阪正康など、どちらのイデオロギーにも与しない太平洋戦争論が注目されていることは、救いである。客観的な資料の検証と冷静な議論をもって、歴史から学ぶべきものを学び、責任を明確にするとともに、将来の日本を構築するプリンシプルを見つけてゆくことが大切だと考える。

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