コン・ティキ号探検記 みんなのレビュー
- T.ヘイエルダール (著), 水口志計夫 (訳)
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紙の本コン・ティキ号探検記
2020/06/01 09:32
1947年のノルウェーの探検家たちによって行われた古代の筏で太平洋を渡った冒険記です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、1947年にノルウェーの人類学者で、海洋生物学者、探検家であったトール・ヘイエルダール氏ら5名が古代の筏を復元して、太平洋を渡った冒険記です。実は、南太平洋の諸島に住むポリネシア人の起源については南米のインカ文明とポリネシア文明との相似点が多いことから、ポリネシア人の祖先が南米から海を渡って渡来したアメリカ・インディアンであるという説がありました。そこで、ヘイエルダール氏らはこの説を立証するため、インカを征服したスペイン人たちが描いた図面を元にして、バルサや松、竹、マングローブ、麻など、古代でも入手が容易な材料のみを用いて一隻の筏を建造ることに成功しました。そして、この筏でを使って、風と海流に流されてソサエティ諸島などの南太平洋の島々に漂着できる可能性を実証し、ポリネシア人の祖先がアメリカ・インディアンである可能性を証明したという大冒険の詳細を著した書です。非常に興味深い書です!
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