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生身の暴力論 みんなのレビュー

  • 久田将義
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みんなのレビュー1件

みんなの評価3.9

評価内訳

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紙の本

紙の本生身の暴力論

2015/10/11 18:13

暴力について考えるのはしんどい、けど。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:朝に道を聞かば夕に死すとも。かなり。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

プロフィールを見て「怖い人なのかしら?」って思っていたが、文体を読む限りはそうでもなさそうだったので、とりあえずホッとした。

 ネット上では皮膚感覚としての暴力性は感じにくいが、かつてジェイコブスが触れた「統治の倫理」を思われる空間が特に政治臭の強いコミュニティには見て取れる。

 私たちはそれを「バカだな」とか言いつつ、野次馬としてそれを消費していることに気づく。強さとは何か?において筆者は「何かあった時、一人で動ける人間は強い」とする。 
 
 「仁義なき戦い」の「追われる者より追う者の方が強い」っていう論理を持つ人がこの世の中にはいる。

 本書では、人間の悪の部分の描写が息づいている。凶悪事件が発生したら、個人の問題に矮小化したり、犯人と共通項が多いと、秋葉原事件のように「社会の問題なのかしら?」って考え、「理知的にわかりやすい解答」を我々は求めがちである。 
 
 暴力の衝動に駆られる弾の入った状態の人は大勢いる。筆者は自己の体験や、直近の事例をあげ、その背景や原因、対策を考える。 
 

 私たちが感情にまかせて悪い事をしたとする。そこに原因を求められても、うまく答えられない。社会のせい(外的要因)、自分のせい(内的要因)、いろいろあるだろう。

 原因は一つではなく、さまざまな因子に濃淡がある。単純な理解は、被害者を二重に苦しめる。「だからこそ」という思いがひょっとしたら筆者にあったのではないだろうか? 
 
 
 リアルな身体性を伴わない暴力を排除した今、何が起こっているのか?を知りたい人にはおススメです。

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