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殉教者 みんなのレビュー

  • 加賀 乙彦
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殉教者

2023/01/17 14:24

よく調べたなぁと思う。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る

福者となったペトロカスイ岐部の生涯を小説にしたもの。資料の少ない中で、よく調べ上げ、まとめたなぁというのが正直な感想。
師牧者となって日本にもどり、残されたキリスト教徒を支えることを胸にエルサレム、アッシジを経てローマに至るまでの苦難がサラリと著されている。
ところどころに、気づきや分かち合いに似たものを感じさせられた。

ただ、小説として発表された頃の聖書では『癩病』という表現はなくなっている。実際のところ、訳せる言葉がなくこの病気に当てはめたというのが実情なことを考えると、医者でもある著者がこの言葉を使うことは勉強不足ではないか。特に、ハンセン病患者と共に歩む師牧者からは言葉の変更が強く求められ続けている。ユダヤ教の中で、病気そのものが汚らわしいものとして扱われているが、この言葉を使う限り当の患者の方々は神から厭われた人となってしまう。神がそんなことをするわけがない。ここは原文とおり『ツァラト(またはツァラート)』として扱って欲しかった。

資料としてよく調べ上げてまとめた割には、ペトロ岐部の情熱や悲壮感が感じられない。どこか気楽な男に感じられてしまい、突っ込みが足りないと思う。
ペトロ岐部については、『守教』という小説でも描かれているが、やはり突っ込みがたりないと感じた。

ペトロ岐部については、遠藤守作の『銃と十字架』が一番切実なものとして迫ってくると感じた。
そういう意味で、この小説は浅いと思う。

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