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Re:バカは世界を救えるか? みんなのレビュー

  • 著者:柳実冬貴, イラスト:一葉モカ
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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

オリジナル能力者の登場

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 佐藤光一の通う学校にも学園祭の季節が訪れる。初めて通う学校、そして初めての学園祭に、アルルは期待でいっぱい。しかし、オーロラという組織がシェードのメンバーたちを襲い、アルルに迫って来る。加えて、光一が間違えられた能力泥棒本人が彼の前に立ちふさがる。
 最弱のコピー能力を駆使して、最強の能力者に立ち向かうことが出来るのか。そして、光一から見ても怪しげな少女が登場する。

 前半の学園生活シーンを受けて、後半のバトルシーンへとつながるのだが、前半でイマイチ乗り切れなかったので、後半まで間延びした様な印象を受けてしまった。もう少しテンポ良く進んだ方が個人的には良かった。ポイントでは面白い部分もあるのだけれど、全体での相乗効果が生まれていない感じがする。
 光一視点で描き続けられるのは結構キツイので、別キャラ視点で光一を見るのも面白い描き方ではないかと思う。

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素直に応援しにくい

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 自分には特別な力があると言い張って、髪を銀色にし、蒼緋のカラーコンタクトでオッドアイを演出し、意味深な言動をして、そのイタさを幼なじみ少女に罵倒される高校二年生、佐藤光一は、同じクラスのちびっ娘、間宮薫の尾行中に、敵に襲われる不思議なお姫さまアルルと「木漏れ日現象」と呼ばれる超常現象に遭遇する。
 異能力を授かった喜び勇んだのも束の間、あまりの能力のしょぼさにアルルを救う役には立たず、敵にボコボコにされた光一は、アルルを守護する集団シェードの一員だった間宮薫に救われる。その後ちょっとした行き違いから実力者と誤解され、シェードの一員となる光一は、木漏れ日現象とアルルに隠された秘密を知ることになる。

 設定的にはセカイ系の王道パターンでありながら、主人公は英雄とは真逆の位置にいる普通の人というところに特色があるかもしれない。だが、主人公本人は才能もそれほどなく、あまり努力というものをしないのだけれど、その周囲には頑張りやさんや努力家がいて彼女らに触発されるが急に立派になることはできないというのは、最近よく見られるパターンである気がする。
 個人的には主人公にはある種の格好良さを求めたいので、一見ダメダメそうであっても、どこかは突き抜けていて欲しい。その点、佐藤光一も突き抜けているといえば突き抜けているのだけれど、相当に他力本願で、努力らしい努力もあまりしないので、素直に応援しにくい気がしないでもない。

 最後の展開からみて、今後は学園ラブコメ風になりそう。周囲の人間は色々と面白いので、今回とは違った面白さが楽しめるようになるかもしれない。

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心を折る真実

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 幼なじみの浅野広美を奪われ怒りに燃える佐藤光一の前に現れた、木漏れ日現象を起こした元凶。それは木漏れ日現象が始まった世界の佐藤光一だった。彼はアルカナから「導きし者」を奪って真実を知り、その悲劇を回避するために56億の世界で悲劇を繰り返して来たという。
 元凶の佐藤光一に消されたアルカナが残してくれた最後の希望「堕天教典」を託された佐藤光一だが、真実を知ったいま、アルルを守り世界を救うという心意気はほとんど折れかけていた。そんな男の子に勇気を与えるのは女の子の役目。間宮薫がとった行動とは…?

 他者の奇蹟の劣化コピーという貧弱なネメシスを用いて全ての世界とアルルを救うという約束をした少年が、挫折と絶望を繰り返しながらやり遂げるというお話。しかしハーレムエンドを許さない女の子たちとの戦いは続く。

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それが夢では価値がない

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 佐藤光一が学校へ行くと、いつもとは違って周囲の人たちが変だった。浅野広美はドSどころか泣き虫になっているし、チダイはちょんまげ侍になっている。間宮薫は色々と大きくなっているし、桐咲兎乃は色々と控えめになっている。そして何より、アルルがいないし、誰もそんな変化を不思議に思っていないことが変すぎる!
 ふだんは中二病をこじらせている佐藤光一が一番まともだという変な状況。しかし周りはその変さをふつうだと思っているので、やっぱり変なのは佐藤光一。そんなおかしな状況を創り出しているネメシス《幸福夢幻》が生み出す、幸せな夢に呑み込む力に屈しそうになった彼の前に現れたのは、能力泥棒・秋雨心路が現れる。アルルやシェード指令の能登原明日菜と合流し、脱出しようと試みるのだが、幸せな夢におぼれた能力者たちが、彼らの前に立ちふさがる。

 ネメシスという特殊能力を持っている人たちは、辛い現実を否定したいと思っていたり、能力の代償であるアンチテーゼを否定したいと思っていたりする。だからこそ、それが実現された幸せな夢の中はとても居心地が良い。それをあえて否定して、現実でより良い世界を取り戻そうとするのが、夢に呑みこまれなかった能力者たちだ。
 今回は間宮薫たちシェード特務班の活躍はほとんどない。中心は佐藤光一と秋雨心路、そしてシェード指令の能登原明日菜だ。隠されたつらい現実が夢の中で明らかになることにより、物語に新しい展開が生まれる。

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